今朝もハッキリしない夜明けだったが、7時を過ぎた辺りから徐々に青空が広がった。
ところが、ソラはアゲアゲとなったがハラがサゲサゲ(?)となり、遠出は出来ないが”遠方”へはちょくちょく行った・・・シャレにもならないなぁ。。
このところのジメジメ・ムシムシでダラダラ汗かいて冷たい物の過飲食が災いしたようだ。
なので、撮歩せずに昨日に続き復習を兼ねて二階の窓から空撮り(?)。
露出の基本中の基本=晴天の風景撮 『ISO100・F8・1/250秒』 をMモードで固定して。
今朝の空の色は先日の大山の時に比べて、少しマゼンタが入って秋めいてる。
空は明る目だが手前の草や建物は理想的な露出になっている。
『ISO100・F8・1/250秒』 は晴天下の野山の緑に合わせた露出という事が分かる。
じゃあ今度は空を広く撮ってみる・・・爽やかで悪くは無いが余計に空の明るすぎが気になる。
で、完全に空や雲をメインにフレーミングすると、雲の明るい部分が白トビ寸前。
ならばということで絞りをF11まで絞ると少しアンダーなのでF10が理想的だったようだ。
空が大半の場合、露出決定は雲の面積や太陽との関係で千変万化するので、一発で理想的な露出にするのは難しい(たまにノーファインダーでドンピシャになるけど・・・)。
で、応用として太陽が透けてるのを露出を抑えて撮ったが、空の色は良いものの雲がまだトビ気味。
6D 24-105mm ISO100 F8 1/500sec.
この構図の場合雲の諧調を出来るだけ描画したいので、このくらい↓まで露出を切り詰めた方がイイのかも・・・。
6D 24-105mm ISO100 F16 1/250sec.
ただねぇ、せっかくの鮮やかな青空をアンダーに撮るのはあんまり好みではないなぁ。
いずれにせよ何をどう撮ろうとしてるのか、それがハッキリしてないと露出もスッキリ決まらない。
ところで、ISO及び絞りやシャッタースピードと露出量の意味を知らない人のために記すと・・・
ISO感度とシャッタースピードは数字通りに光の量(感度)を意味している。
ISO100→ ISO200(2倍)→ISO400(4倍)・・・・
1/1000秒→1/500秒(2倍)→1/250秒(4倍)・・・・
どちらも一段=二倍 という事で分かりやすい。
で、問題は絞り。 F1.4やらF5.6など変な数字・・・・これが分かり難くしてるのかも知れない。
でも実は、絞りの明るさを面積で表していて、5.6とか2.8は平方根(1.4142・・・・)を掛けた数字になっているだけ。
つまり、F1が最高の明るさとして
F1×1.4→ F1.4×1.4→ F2×1.4→ F2.8×1.4→ F4×1.4→ F5.6×1.4・・・・
と、絞りの一段とは F値は1.4倍で明るさが半分 になっていくのだ。
そして F1.4 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 等四捨五入した数字になっている。
とにかく数字は変てこだがISOやシャッターと明るさの加減は全く同じで 絞り一段=明るさは半分 という事、分かってくれたかなぁ。
今日は日中は雨も降らずまた暑さが戻りジメジメから解放されたが、気温も34℃まで上がり暑い一日となった。
そして夕方にはパラパラ雨が降りながら夕焼けにもなったが、色が何だか不気味だと思っていたら後暗くなってから雷も鳴り強い雨が断続的に降って来た。