母から聞いた話ですが、母のきょうだいで唯一大学まで行ったそうです。
その伯父の晩年は認知症でした。
認知症になる以前に人の名前が出てこなかったり、上の伯父と言い合いになったのを目にしていました。
上の伯父ががんだとわかったときは、まだ母の名前や伯父の名前が出てきましたが、上の伯父の死後は母の名前すらも出ませんでした。
凄く悲しいです。
よく「ボケたもん勝ち」なんて言葉を耳にしたことがありますが、認知症を患った姿は悲しいものがあります。
とてもじゃないけれど「ボケたもん勝ち」なんて言えません。
本音を言ってしまうと死ぬのは怖いですが、何もかも忘れてしまうのも怖いです。
当の伯父も記憶がまだあった頃は「忘れるのが怖い」と言っていたのを私は耳にしています。
本当に切ないです…。
「なりたくない」と思っていても、こればかりはわかりません😢。
(介護していた方はもっと大変だと思います。ただ義伯母と私達は考え方も性格も合わないので…)