時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

超激安ギターの意義

2019年09月16日 | 音楽活動

 

先日ネットを見ていたら、衝撃的な安さのギターを発見。

なんと、税込みでも7000円以下で買えるギターがあるようだ。

7000円以下・・というのは、ギターの値段として考えると、今の物価相場を考えればちょっと考えられないぐらいの値段だ。

 

私が若かった頃にも超激安ギターというものはあった。1万円を割る値段のギターもあった。

だがそれは今から「ン十年」も前の話。

それから「ン十年」もたった今の時代に7000円以下とは・・。

 

ユーチューブなどでは、そのギターを検証した動画もあった。

見てみたら、「この値段で、このギターは信じられない」という感想だった。

もちろん、そりゃ高級ギターに比べたら色んな面でかなわないものはあるはず。

だが、その激安値段には、高級ギターは逆立ちしてもかなわない。

 

メーカーの意図としては、「ギターの敷居を下げるため」に開発したモデルであり、設定した値段なのだそうな。

昨今、ギターがあまり売れなくなってきてて、昔ならギターに流れてた若者が、今はダンスの方に流れてる・・という説を耳にしたりもする。

そんな昨今のギター状況を考えれば、ギター業界にとっても、貴重な機種なのではないか。

 

この値段なら買える・・・そう思って、少しでもギターを初めて手にする人が増えれば、そういう人がギターに慣れて、ギターの良さを覚えれば、いずれはよりグレードアップしたギターを買うようになるかもしれない。

そうなれば、他のギターメーカーにとっても良いことではないか。他のメーカーにとっては、初心者がこの超激安ギターの次にギターを買う時に、自分のメーカーのギターを選んでくれる可能性もあるのだし。

若い世代でのギター人口を増やすことに繋がれば、それはギター業界全体にとっても良いことだろう。

 

 

今の私がこういうギターを今手にしたら、仮に物足りないものがあったとしても、この値段じゃ文句は言えない・・・そう思うだろう。

むしろ、手軽に扱えて、それはそれで重宝しそうな気がする。

ちょっとぐらいぶつけたって、気にならないし。

後付けでピックアップを付けるにも抵抗は全くないだろう。

 

それに・・・これは以前にも書いたことだが、激安ギターに高級ギターの音が出せないのと同様に、高級ギターには激安ギターの音が出せなかったりする。少なくても普通に弾いてる限りでは。

世界には、むしろチープな音のギターが好きなギタリストもいるし、張り替えてない古い弦のほうが好きという人もいる。

あくまでも、利用者の「好み」次第なのだ。

「好み」というものは、千差万別だし。

 

私がこの超激安ギターを入手する場合、何をまず優先するだろう。

きっと・・弾きやすいかどうかだろうと思う。

あまりに弾き辛いと、そのギターそのものをあまり弾かないと思うから。

もし入手したら「弾きたおす」感じで弾きたいから。

 

 

高級ギターだと、ぶつけるのが怖かったり、木の状態に気を使ったりするし、あまりラフには扱えない。

だが、7000円以下のギターなら、高級ギターでは気を使う部分を、気にせずに弾けそうな気がする。

 

私の手元には、いつしかある程度の高級ギターがそこそこ集まってきてるので、ラフに扱えるギターは・・・あまりない。

なので、ラフに扱えるギターもあってもいいと思っている。

 

高級ギター、一流ブランドギターの音や扱いに慣れて、それが当たり前になってしまっている自分。耳も指も贅沢になっていると思う。

原点を思い出す意味でも、7000円以下のギターを弾いてみたいし、もし気に入れば買ってみたいとさえ思う。

ある程度の弾きやすささえあえば。

 

だって・・

 

7000円以下ですぜ。

 

飲み屋に1回行ったと思えば捻出できる額だし。

安い飲み屋なら2回行けるかも(笑)。

 

つまり、飲み屋に行くのを1~2回我慢すれば、買えてしまうことになる。

 

 

え? 飲み屋に行くのを1~2回我慢することのほうが辛い?

 

飲んでしまえば、酒も食べ物もなくなってしまう。

でも、ギターなら・・・残りますぜ。

だって、ギターを食べる人なんていないし(笑)。

 


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2019-09-16 22:59:25
私、三千円のミニ・アコギ持っていますよ(笑)


ミニとは言っても、ウクレレほど小さくはなく中型ギターですね。

だんぞうさんにも写真でお見せした、例のギターですよ。

私は、アマチュア・ミュージシャンでもなく、ミュージシャン活動をする気持ちもない。


だけども音楽を愛している事には変わり無いので、演奏しながら歌いたい楽曲はあります。

そして「おしゃれアイテムとして」そのミニ・アコギを入手しました。


次に入手したギターは、アンプ内蔵レスポール、通称ピグノーズです。

これは二万円未満で買ったはずです。


当然、高価になればなるほど高級ギターということは、わかります。

本格的にミュージシャン活動をしたい、或いはするならば、やはり高級ギターも必要不可欠となるでしょうね。

又、だんぞうさんのように、あらゆる楽曲を作るにも、バリエーション豊かなギターは必要不可欠ですよね。


しかし私には、そこまでの意欲は無いので、三千円のアコギと二万円未満のエレキで満足しているという訳です(笑)


ついでに「カールヘフナー酷似」ベースも、僅か五千円で入手しました。
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Unknown (だんぞう)
2019-09-16 23:18:31
この日記で取り上げたのは、ミニギターではなく、普通のサイズの本格的なギターです。
検証した人も、ひととおり弾いた後、これでこの値段は信じられない、、、そんな感じでした。

そいいや、お持ちのギターの写真、以前メールに添付してありましたっけ。
アンプ内蔵型エレキは私は持ってないので、一本くらい買っておけばよかったかなあ。

確かキヨシローさんも使ってましたし。

初心者用の廉価版ギターを買って、ある程度弾けるようになると、もっと良いギターが欲しくなるもんです。
それを突き詰めていくと、やがては高級ギターに行き着いたりします。
でも、そうなるためには、まず最初のきっかけは大事。
そういういみでは、この日記で取り上げた超廉価版ギターの存在は大事だと思います。
とにもかくにも、とりあえず1本手にしてもらうために。

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