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ドラクエ9の職業、どれを選ぶか。(ドラクエ9の職業、個人的総括)

2010年04月22日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

今更・・という気がするが、急に思いたったので、ドラクエ9に出てくる職業について、個人的な意見を書いておきたい。

なぜ、今更こんなネタを書くのか。

それは簡単。

このブログの記事で、ドラクエ9関連ネタのアクセス数が、いまだに多いからである。

さっそく本題に行きたい。


このゲームには、以下の職業が存在する。


・戦士
・旅芸人
・僧侶
・魔法使い
・武闘家
・盗賊
・レンジャー
・魔法戦士
・パラディン
・バトルマスター
・賢者
・スーパースター


まず、・・

●戦士

攻撃力が高い上に、かなり重装備ができ、攻撃面でも守備面でも、戦闘ではかなり頼れる。
バトルマスターと違って、最初から盾を装備できるので、攻撃力も守備力も万全。
だが、スピードが遅く、敵に攻撃されてから攻撃することもしばしば。
武闘家の「きあい」をマスターさせ、スピードの基本能力を高めておきたい。

MPが少ないので、MPを大量消費する大技は、あまり多用できない。
それを少しでも解消するには、他の職業で「MP+10」などの能力を身に付けるしかない。
ちなみに、賢者の「さとり」をマスターさせておくと、MPの節約もできる。

なお、転生した時にもらえる「戦士の証」は、攻撃力が上がる効果がある。
「ごうけつのうでわ」以上に、上がる。



●旅芸人

良くも悪くも、オールラウンド。このゲームには「勇者」という職業が存在しないが、しいてあげればこの「旅芸人」が一番「勇者」に近いのかもしれない。
ある程度の武器や防具を身につけられるうえに、回復魔法も攻撃魔法も覚える。
バランスがとれており、万能型だ。

パーティに一人いると、いざという時に、臨時の魔法使いにもなり、臨時の回復役もこなせるし、打撃組に参加することも可能で、便利な存在かも。
ただ、全体的には、あれこれこなせる代わりに、どの能力も中途半端な感じもする。
どれも、専門職にはかなわないから、物足りなさも。
きつい言い方をすれえば「なりそこない勇者」・・そんな感じかな(笑)。

ちなみに、「旅芸人の奥義書」は、パーティ全員の攻撃力があがるという、超スグレモノ。
地下ダンジョンのボス攻略には必須。

転生した時にもらえる「旅芸人の証」は、異性の装備も着れるという効果があるのだが、筆者がマイキャラで試してみたところ、「あぶない水着」系を男性キャラに装備させることはできなかった(笑)。
密かに「あれを男性キャラが装備したら、どうなるんだろう」と思っていたのだが、さすがにあれはダメだった(笑)。
どうやら「旅芸人の証」が適用できない衣装もあるようだ。
でも、ドレス系の服は大丈夫。

旅芸人の証は、着せ替え遊びをする時に、どうぞ。


●僧侶

パーティには必ず一人は入れておかねばならない、超重要職。
はっきり言って、僧侶ぬきで(賢者でもいいけど)クリアするのは難しい。
ベホマラーという呪文があるか無いかは、バトル中で非常に大きい。
しかも、僧侶は素早いしね。
そう、僧侶がいると、素早い回復が可能なのだ。

味方を生き返らせる呪文「ザオラル」を覚えるが、できれば、確実に生き返らせる呪文「ザオリク」も覚えるべきだった。「ザオラル」なら、他の職業でも覚えるしね。
「ザオリク」を賢者だけしか覚えない・・というのは、ちょっと納得がいかないかも。
僧侶の面目、つぶれてしまうような気が・・。

賢者は、回復魔法と攻撃魔法両方を覚える・・という特性があるだけでも十分に貴重な職になっているので、「ザオリク」は僧侶も覚えるべきだった。

ボス戦では、あてにならない「ザオラル」なんて唱えてる暇はない・・・・そんなケースが、地下ダンジョンでは増えてくる。
ザオラルは、蘇生に失敗することが多い。

高レベルの地下ダンジョンにもぐる場合、ザオリクが使えないと、心もとない。
となると、どうしても賢者を連れていくことになりがち。僧侶の立場は・・。

このゲームでは、ザオリクはHP満タンで蘇生させることができない。
いっそザオリクにも「通常ザオリク」と「スーパーザオリク」があるということにしてほしかったかなあ。
「通常ザオリク」は現行のザオリクで。
一方、「スーパーザオリク」はHP満タンで蘇生させることができる「過去のドラクエの設定でのザオリク」ということにして。


・・で、僧侶は「通常ザオリク」を覚え、賢者は「スーパーザオリク」を覚える・・・ということにしても、よかったのではないか。

そうすれば、回復役としての僧侶の面目も立つし(笑)、回復系魔法が使える他職業と僧侶の差別化もできるし、僧侶と賢者の格の違いも保てる。

また「僧侶の奥義書」は、必ず誰かに持たせておきたい。バトル中に味方にふりかかった、様々な災いを振り払ってくれる「ひかりのはどう」を使えるようになるからだ。

それと、転生してもらえる「僧侶の証」は回復呪文の威力があがる効果がある。



●魔法使い

攻撃魔法のエキスパート。全体攻撃できるブーメランや、グループ攻撃できるムチは、序盤や中盤ではあまり攻撃力は高くない。なので、魔法使いの全体攻撃呪文は実に頼りになる。

ただ、クリア後の地下ダンジョン攻略時には、武器もかなり強い武器が入手できてるし、全体(グループ)攻撃できる武器技もかなり強い。
なので、武器攻撃で敵を一掃できるようになると、魔法使いはパーティから外しても大丈夫になるだろう。

終盤になると敵も相当強くなるので、魔法使いのHPの低さや防御力の低さは、実に心細い。
パラディンの「はくあい」をマックスにして、守備力を大幅に上げておくのは必須。

「杖」という武器は、MPが増えるという意味では良いし、相手からMPを多少吸い取れる利点はあるのだが、攻撃力があまりに低い・・・。

転生してもらえる「魔法使いの証」は、攻撃魔法の魔力があがる効果がある。まあ、予想通り。


●武闘家

攻撃力の高さもさることながら、武闘家の真骨頂は、そのスピードにある。
はっきりいって、「ほしふるうでわ」を装備してる他キャラ以上のスピードである。弱点は守備力か。

本来の設定では盾を装備できないので、他の職業で盾スキルを100貯めてマスターしておき、どの職でも盾装備可能というスキルを身につけ、最終的には「盾を装備できる武闘家」にしたい。

転生して「武闘家の証」を入手して装備すると、「ほしふるうでわ」に勝るとも劣らぬスピードを身につけることが可能。スピードが120くらいもアップするスグレモノ。



●盗賊

なんといっても「ぬすむ」という能力を使える唯一の職。
スピードがあり、なおかつ攻撃力も中々あるので、戦士の代用も可能だろう。
おまけに、申し訳程度ではあるが「ホイミ」という回復呪文も使えるのも、序盤では重宝する。

弱点は「盾が装備できない」ということ。
「武闘家」同様に、他の職で盾スキルを100にしておき、「盾を装備できる盗賊」にしてしまえば問題はない。
個人的には、「盗賊」という職なのだから「とんずら」という能力設定もあってもよかったのではないかな。
「とんずら」・・・高確率で「にげる」に成功する能力があれば、さらに重宝するだろう。
「とんずら」は、「MPを消費して逃げる技」ということにしておけば、それなりの代償も必要になる・・ということになるし、そんなに「ぬるく」はならないだろう。


盗賊の奥義書は、それを持ってるだけで、あえて「ぬすむ」コマンドを使わなくても、バトル終了後に敵からアイテムを盗んでいることがある・・という、実にオイシイ奥義書だ。
パーティの誰かに絶えず「盗賊の奥義書」は持たせておきたい、・・そんなスグレモノ。

「仲間を呼ぶ」みたいなコマンドがあってもよかったかも。
仲間を呼ぶと、どこからともなく盗賊団の一団が現れ、助太刀してくれる・・・そんな感じ。

転生した時に貰える「盗賊の証」は、それを装備してると、盗む確率があがる効果があるようだ。
そういえば、「ぬすむ」というコマンドは、あまり成功率が高くないからなあ。



●レンジャー

「盗賊」の上級職みたいなイメージもあるが、「ぬすむ」も「とんずら」もない。
ただ、攻撃力がけっこうある上に、回復魔法も使えるし、素早さもある・・という意味では、盗賊の上級職みたいな要素はあるかもしれない。

回復魔法はベホマラーこそないものの、ベホイムまで覚えるし、またそれにより「素早い回復役」もこなせるので、僧侶がパーティにいない時の臨時の回復役もこなせる。

「きようさ」がレンジャーの売りらしいが、どうも「きようさ」のメリットはイマイチつかめなかった。
「きようさ」というパラメータは、会心の一撃の確率があがる・・とか、「ぬすむ」の成功率があがる・・・とか、そういう効果があるらしいが・・。

「弓」「ブーメラン」などの武器が使えるので、そういう武器をマスターしておきたい時は、レンジャーで。

個人的には、「盗賊」のところでも書いたが、「仲間を呼ぶ」があってもよかったかな。
一応「オオカミアタック」はあるけど、オオカミ以外の動物も召喚できれば。

もしくは、精霊を召喚してバトルに参加させられる・・とか。
確か、昔のドラクエにも召喚魔法はあったので、違和感はない。


あるいは、自然や地形を利用した攻撃があってもよかったかな。かつてのFFの「風水士」みたいな。欲張りかなあ(笑)。

ちなみに、「オオカミアタック」は無属性攻撃で、そこそこ強力だが、効果に比べて消費MPが高すぎる気がする。


転生した時にもらえる「レンジャーの証」は、器用さがあがる効果があるが、いまいちありがたみを実感しにくいか・・。



●魔法戦士

本ストーリーをクリアするまで、一番がっかりした職が、これだった。
魔法戦士・・というくらいだから、攻撃魔法を使える戦士・・・そんなイメージを持ってたのだが、攻撃魔法をまったく覚えないというのには落胆したっけ。

おまけに、覚える呪文は、ボス戦では役に立たないショボイ「補助魔法」ばかり。
そう、魔法戦士が覚える魔法は、しょうもない「スカ魔法」ばかり。あまりといえば、あまりな扱い・・。

だいたい、メダパニーマのような魔法使うくらいなら、打撃攻撃したほうがマシなのだ。
「バイキルト」を覚えるのはいいが、旅芸人の奥義書で「たたかいのうた」を入手すると、バイキルトの立場は・・・・。

だが、本ストーリークリア後に、地下ダンジョン探索に出るようになると、そのボス戦で、魔法戦士の「フォース」は重宝する。そのありがたみをジワジワ感じるようになる。

MPのある戦士・・・そう考えれば、悪くない。
レンジャーや盗賊よりは攻撃力も守備力も高いし、戦士やバトマスほど強くなくても、その分MPがある。
後半は、MPを消費する、武器による特殊攻撃も充実してくるし、そうなれば攻撃魔法がないのは気にならなくなる。

大器晩成型の職業・・・そんな感じだ。

ただ、この「ドラクエ9」では「ギラ」系の魔法がカットされたが、カットするくらいなら、「ギラ」系呪文を、この魔法戦士に覚えさせてあげてもよかったのでは・・。


転生した時にもらえる「魔法戦士の証」は、必殺技の出る確率が上がる効果がある。
パラディンにこの証を装備させ「パラディンガード」がよく出るようになれば、ボス戦では頼もしい。



●パラディン

パラディンの職業別スキル「はくあい」は、超重要スキル。
パーティのメンバー全員に「はくあい」を覚えさせておきたい。特に「魔法使い」には必須。
パラディンは、HPの伸びと、防御力の能力が素晴らしく、強敵とのバトルでは、実に頼りになる職だ。
「ひっさつ」で「パラディンガード」が発動した時の無敵さには、惚れ惚れする(笑)。

また、呪文も、ボス戦で役に立つ呪文を覚えてくれる・・というのも心強い。
ネックは、スピードの低さ。
「武闘家」の「きあい」をマスターさせて、基本能力のスピードをあげておきたい。
守備力、ナンバー1!

転生してもらえる「パラディンの証」は、守備力が少し上がる効果。予想通り。



●バトルマスター

攻撃力、ナンバー1! ともかく、強い。バトルマスターの職業名に偽り無し。
肉弾戦で、ともかく頼りになるぞ。

弱点は、盾を装備できないこと。なので、「盾スキル」をマスターして、「あらゆる職業で盾を装備できる」状態にしたうえで、「盾を装備できるバトルマスター」にしてしまえば、こっちのものだ(笑)。

パラディンほどではないが、バトマスもスピードは遅い。
武闘家の「きあい」をマスターさせておけば、スピードの低さもある程度カバーできる。

バトルマスターとパラディンがパーティにいれば、相当心強いのだ。


転生した時にもらえる「バトルマスターの証」は、改心の一撃がでやすくなるスグレモノ。
パーティの攻撃役の誰かに装備させておきたい。


●賢者

攻撃魔法と回復魔法の高度な魔法までバランスよく覚えてゆく、呪文のエキスパート。
キャラを確実に生き返らせる魔法「ザオリク」を覚える、唯一の職。
そういう意味では、いざという時のためにパーティに一人は入れておきたい職。

回復役として見た場合、僧侶に比べて賢者はスピードの遅さが気になる。
メンバーが死んでからベホイムなどを唱えても、意味が無い。
なので、「武闘家」の「きあい」をマスターさせておくか、もしくは「ほしふるうでわ」の常備が望ましい。

また、職業固有のスキル「さとり」を極めると、消費MPを節約することもできるようになる。そういう意味では、ほとんど全員にマスターさせたいスキルのひとつだ。

MPの量はさすがに高いが、地下ダンジョンのボス「イデアラゴン」を倒すと稀に手に入る「理性のサンダル」を装備させておけば、MPも回復するし、使い勝手がよい。
武器では「天使の矢」で敵を攻撃しながらMPを回復してしまうという特技のある「弓」をマスターさせておくと、更に使い勝手がよくなる。

転生してもらえる「賢者の証」は、MPが大幅に上がる効果がある。もらっておいて、損はない。





●スーパースター

本ストーリークリア後になって、やっと転職できるようになる職。
遊び的な要素がある職なので、これに転職できないからって、さほど落胆する必要はない。
力は魔法使い並みに弱いし、多彩な呪文を覚えるわけでもない。
まあ、ある程度の攻撃魔法や回復魔法は覚えるけどね・・。

案外、HPの伸びと、スピードの伸びがある。特徴は「魅力」のパラメータの伸びかもしれない。
だが、「魅力」という能力(?)は、いまいちあてにならないんだよね・・。
たまにそれが効いて、敵が(ボスさえも)こちらに見とれて攻撃の手を休めてくれた時は、ありがたいんだけど、計算はできない。

不確実な効果の「魅力」、種類の少ない攻撃魔法、ベホイミまでという中途半端な回復魔法、魔法使い並みに弱い攻撃力・・・など、あまりパッとしない職だが、実は・・最後に覚える「バックダンサー呼び」という技は、無属性で最強クラスのダメージを敵全体に与えるのだ。

属性攻撃を一切受け付けない「スライム・マデュラ」は、この「バックダンサー呼び」2発で倒せる。その分、MPもくうけど。

最後の最後で「バックダンサー呼び」という最強クラスの無属性全体攻撃を覚える・・というのが、このスーパースターという職のメリットだ。

イメージでは、「旅芸人」の上級職・・ってことなのだろうか?
でも、「旅芸人」のほうが、攻撃力がスーパースターよりもあるので、使えるような・。


転生してもらえる「スーパースターの証」は、おしゃれ度があがる効果がある。バトルでの有効度という意味では、その効果は・・不確実かなあ。







とまあ、色々書いてきたが、はてさて「最強のパーティ編成」とは、どんな組み合わせだろう。

スピードの遅ささえカバーできれば、「パラディン」「バトルマスター」「賢者」の組み合わせは安定感がある気がする。
すると、もう一人をどの職にするか。

攻撃力&守備力&MPの量・・・という意味では魔法戦士か。
でも、攻撃しつつも、いざという時の臨時の素早い回復薬もこなせるという意味ではレンジャーか。
万能型が一人ほしいなら、旅芸人・・という選択もあるのかも。
だが、万能型とはいっても、旅芸人は飛びぬけた能力があるわけではないので、念のため。


そのへんこそ、プレイヤーの「お好み」次第だろう。
スピードが遅いのは嫌だ!ということで、武闘家3人と僧侶・・という組み合わせの人もいるだろうし。

それと、どんな武器がいいか・・ということも触れておきたい。
「はやぶさの剣・改」は、一度装備すると中々はずす気になれない。
1回の攻撃力は低くても、絶えず2回攻撃するから、一振りめが外れても二振りめではヒットしたりするし、攻撃回数が増えると改心の一撃の確率もあがる。
「はやぶさの剣・改」を装備して「はやぶさ斬り」をすれば都合4回攻撃になる。

また、「弓」は、地下ダンジョンに入るようになってスキルポイントに余裕ができてきたら、「弓」にスキルを振っておいて「どの職業でも弓が装備できる」ようになれば、MPが減ってきたときに重宝する。
「天使の弓」という技を使えば、攻撃しながらMPを回復することができる。
「杖」も敵を攻撃しながらMPを回復させることができるが、全体的には「弓」のほうが攻撃力が高い。


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