OBDⅡからデータを抽出して表示したいと思いました。一番見たかったのは水温なのですが、水温を見るには正攻法はラジエターホースにセンサーを噛ませる方法だと思います。難しい作業ではないですが少々面倒くさいので、もっと簡単に水温を表示できないかとOBDⅡにたどり着きました。
車ではOBDⅡの情報を表示していますので利便性は理解していますし、方法も理解しているはずでした。ユーチューブを検索するとクロスカブからOBDⅡでタコメーターを表示している動画もあり、できると思っていました。
まず揃えたのがキタコのOBDⅡアダプタースズキ車用と、Bluetoothでスマホを接続できるLeLinkの読み出し装置です。アマゾンでも評判良いのと小型なので少々高いですが選びました。
装着状態です。OBDⅡの読みだし口からDC電源を取っているので場所はわかっています。スマホはiphoneなのですが、スマホとLeLinkは接続できるのですが、読みだすことができません。
試しに車に接続すると読み取ることができます。機器の相性、アプリの問題考えられますから、アプリはいくつか試しましたがいずれも同じでした。
AmTakeのELMです。こちらも評判良いのですが、iphoneと接続できるのはWifiモデルであることと、wifiモデルはやや大きいので当初は選びませんでした。しかし動かないのでは仕方ありません。試しに購入してみました。
が、結果は同じ。アプリもさらに数種類追加しても同じです。
この時点でいろいろ調べて分かったことは、スズキ車(車)はプロトコルが変態的に特殊なようで、対応しているアプリも少ないようです。加えてバイクということ、インドネシア製ということも加味すれば十分すぎる難易度だと思います。スズキ車対応のアプリでいろいろ設定を変えても変化はなく、最後は諦めました。
水温を知るにはセンサーを取り付ける必要があるというのが、アマゾンで無駄遣いして得た結論です。
返品可能なものは返品しようかなぁ。