中間排気量だらけのバイクライフ

ヘルメットシールド沼にハマりました

通勤も含めメインで使っているヘルメットはヤマハZENTHのYJ-20というモデルです。 NAPSで一万円ちょっとで展示現品を購入しました。 バンディット150購入前なので、通勤しか考慮していません。

シールド内側にアンチフォグのコーティングがしてあり、曇り知らずでとても使い勝手の良いコスパの良いヘルメットだと思っていました。

しかしこのアンチフォグのコーティングが曲者で、使いだして数か月するとシールド下部の方がざらざらになってきました。視界に入る部分ではないので特に気になりませんでしたが、そのざらざらは徐々に上部にまで及び、購入して9か月の頃には、視界の高さまで来ました。

その頃から夜間の走行ではなんかギガギラするなぁと思っていましたが、よく観察してみるとシールド内側のコーティングがパリパリにひび割れしていて、それが原因でギラギラして見えていたのです。

改めて説明書を見てみると、シールドのコーティングは一年程度で寿命と書いてあります。毎日通勤に使っていたら一年も持たずに使えないものになりました。こんなシールド初めてです。

そしてシールドが異常に高い!5000円以上します。ヘルメットが1万円でシールドが5000円ってプリンターの純正インクのようです。まんまとハメられました。5000円も出してまた同じシールド買っても一年も持たないわけですから代替品も探しましたが見つかりません。

やっと見つけたのは純正でもアンチフォグコーティングのしてないタイプなのですが、ミラーシールドなのです。本当はアンチフォグなしのクリアで安価なシールドが欲しいのですが、このYJ-20にはありません。仕方なくミラーシールド4500円を購入、もちろん曇りますがアンチフォグよりは長持ちするのを期待して購入しました。

しかし購入1か月でやってしまいました。気を付けてはいたのですが傷がついてしまいました。それも目の高さですごく気になる場所に。運転できなくはないですが、視界に入るのでかなり気になります。私はヘルメットの機能はいろいろありますが、視界に関する事は優先度高いので、ちょっとこのままでは使えません。

アンチフォグもダメ、アンチフォグのないミラーもダメ、よっぽどアライのVZ-Ramでも買い直そうかと思いました。それも平レプリカ。ポチる寸前まで行きました。平忠彦さんが大好きというわけではないのですが、この時代を生きてきた人間としては、懐かしさもありかっこよく映ってしまいます。私はむしろケニーロバーツさんが大好きで、ブーツはアルパインスター、グローブはSPIDIとケニーロバーツさんをリスペクトしていました。鈴鹿8Hでケニー平組のTECH21が最後30分でエンジン停止してしまった時もその鈴鹿にいました。そんな懐かしさもあり、平レプリカいいなぁと気になってはいました。ちょうどバンディットの赤黒のカラーリングとも合いますし。

 

妻がバンディット150購入に合わせて自分用のヘルメットを購入した際も、YJ-20はシールド問題があるのでYJ-17を購入させました。ですので、もう一個YJ-17を買い直すのもありなのですが、沼の中で悪あがきします。

YJ-17とYJ-20はシールドの形が同じなので、もしかしたら付かないかなと試してみました。

インナーバイザーのあるYJ-17のほうが少し大きいため、見事に隙間があいてこの作戦はダメでした。

再度アンチフォグのクリアー(正確にはミドルスモークですね)を5000円で購入。

追加で汎用型のピンロックシートを購入しました。実際には貼り付けるだけなのでピンロックではないですが。普通はアンチフォグでないシールドにこれを貼って曇り止めするのですが、私の場合、アンチフォグのシールドを外気にさらさないで長持ちさせようという作戦です。もちろんアンチフォグはシートが担うので有効です。まあシールドの視界不良に比べれば曇りなんて少し開ければ改善されるので、なくてもなんとかなる機能だと思ってます。

付属の位置決めシートを外側に貼って位置決めします。

実際に被ってみて視界のどのあたりか、また少しオープンした際に視界を遮らないかを確認します。あまり上過ぎても開閉時にヘルメットの縁ゴムと干渉するのでそれも確認します。

貼り付けてみました。位置決めシートの端を合わせたら反対側は少し長かったです。内周を通るので同じ大きさだと合うはずないですよね。その辺を考慮して作られていれば親切ですが、気になるほどのずれでもないです。貼り直そうかと思いましたが汚くなるくらいならこのままにしようと貼り直しはしませんでした。

被ってみた感想は、視界は悪くないです。

違和感もありません。ただ、ゴム臭いw

まだ新しいのと、部屋の中なので余計に気になるのだと思います。実際に走行中であれば気にならない程度の臭さです。

このシートが半年でも一年でも持ってくれれば、その時点で剥がしてもシールドはそこから一年近く持つ思惑ですし、再度シートを貼ればもっと長く使える算段です。果たしてうまくいくかどうか、早い時期に再びこの話題をブログにしたら、それは失敗だったということになります。

 

ここまで記事を読んで下さってありがとうございます。

だったら最初からアライかSHOEI買えよ!と思うのは最もだと思います。

ちなみに私のヘルメット歴です。

光輪で購入したMDSというメーカーのヘルメット

アライ ウエスクーリー2

アライ ラパイド

アライ MXファクトリーベアカラー

アライ 初代SZ-Ram

2りんかんで購入したモーターヘッドというオープンフェイス

ZENITH YJ-20

となります。御覧の通り圧倒的にアライを使ってきましたので良さはわかっているのです。わかっていて沼であがく、これもまた一興と失笑して下さい。

コメント一覧

bandit150
コメントありがとうございます。
この後、一年くらいピンロック貼ったまま使い、外面も傷ついてきたころにピンロックシートをはずし、そのまま内外どちらか寿命まで使おうと現在使用中です。
すでに交換用のシールドは入手済みです。
通勤で使うヘルメットなので、ほぼ毎日使っています。
ピンロックは内面の寿命を飛躍的に伸ばすことは間違いないです。
が、ピンロックの宿命として、ダブルレンズの為にシールド同士の光の反射(写真でいうとゴーストと呼ばれる現象です)が発生します。
昼間はそれを認知することは無いですが、夜間は街頭などが2重に見える現象が発生しますので、夜間の運転が多いようであれば、気になるかもしれません。
ただこれは、アライやSHOEIのシールドでも起こることなので、運転できないほどではないです。気にすれば気になる程度ですかね。
運転する時間帯を考慮してご検討ください。
とおりすがり人間
私もYJ-20ユーザーでシールドがギラギラになってしまったので、アンチフォグ+ピンロックシートでどうだろうかと検討しておりました。まさか2年前に全く同じ事をやり始めた方がいらっしゃるとは、、、続きが気になります。
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