翌朝の尾道は晴れていますが、山陰地方は雨予報です。
有料区間を回避して無料区間である尾道北ICから入ります。
空がどんよりしてきました。対面通行区間がほとんどとはいえ、無料の高速はありがたいです。
ついに雨が降り出しました。非常駐車帯に停めて雨具を装備します。
山間部ですので気温も一桁で寒いです。
出雲大社は土砂降りでした。ここは特別な地ですが、天気には結界が利きません。
見たかった大しめ縄、ついにここまでたどり着きました。
前方を歩くI氏は傘も無いので、カッパを被って歩いています。
私はちゃんと折りたたみ傘持ってきました。
昔はもっと低いところにあって、みんな小銭を挟んだとか・・(I氏談)
今は届かない高さになっています。
出雲大社で一番すごいと思ったところです。日本最古の建物らしいです。なんでも瓦が伝わる時代より前の建物だとか(これもソースはI氏)。近くまでいけませんが、何も特殊能力のないわたしでも、ただならぬものを感じました。
大国主大神のモニュメントです。
因幡の白兎
雨の中、今度は松江に向かいます。
雨の宍道湖です。私はハンドルカバーにグリップヒーター+長靴で雨天でも超快適、I氏はぐちょぐちょの靴とぐちょぐちょの手袋で超不快そうです。装備が全然だめですね。
宍道湖には白鳥がいました。
松江「和らく」さんです。食べログで予約しました。
昔、美味しんぼで読んだ宍道湖七珍がどうしても食べたかったのです。
これは宍道湖七珍せいろ蒸しで、すずき、モロゲエビが取れないので代わりに手長エビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミと、頭の文字を取って「すもうあしこし」となります。
せいろとこちらのお料理で3000円ちょっとはリーズナブルでした。大満足です。
お店もすごく素敵なお店で、ドレスコードがあってもおかしくないようなお店でした。
雨装備があまりにも貧弱な同行のI氏ですが、松江市内のワークマンでカッパとグローブを新調します。ぐちょぐちょなのは手足だけではなくて、カッパも古すぎて浸水、下着までぐちょぐちょです。
手袋もゴムの防水手袋、よくゴム収集車の方々がはめているような手袋にしました。が、今度はゴム一枚なので冷たいらしいです。
仕方ないので私の予備の軍手を1足譲りました。これを中に装着すれば少しは良いでしょう。ごめんなさい、私はハンドルカバー+グリップヒーターで、バイク乗っている時が一番快適なんです。
また雨が激しくなってきました。右側に大山が見えるのですが、雲が掛かっています。昨日今日で山陽と山陰の正に陽と陰を味わった気がします。山陰は風も強く、温暖な瀬戸内の山陽とは対照的な気候です。今日は安来にも立ち寄る予定でしたが悪天候のため、観光は控えめに変更で宿泊地の鳥取へ向かいます。
当初の予定ではこのまま鳥取砂丘を見て姫路泊の予定でしたが、直前で今日の天気予報が悪くなったので、行き先を鳥取までに変更して、翌日に晴れた鳥取砂丘へ向かいます。姫路も緊急事態宣言下の兵庫県ですので、お店も開いていないかもしれないのも理由にあります。
宿泊先のワシントンホテルプラザ鳥取に荷物を置き、着替え、I氏はお風呂に入り晩酌に出撃です。
伺ったお店はアーケードにある酒菜や 呵呵旨(かかし)さん。
この岩ガキ、一個1500円だけあって、めちゃくちゃでかいです。
鳥取でしか食べられないらしい、モサエビの塩焼き
季節外れなので冷凍ものですが焼きガニ
〆は呵呵旨の店員さんに聞いたお勧めのラーメン屋さん、太鼓判です。
店員さんお勧めの牛骨ラーメンをねぎ増しでいただきました。
こうして鳥取の夜は更けていきます。明日はいよいよ最終日です。
翌朝、事件が発生します・・・