SILK ROAD紀行 4日目
2007/09/08 14:21
☆ツアー会社からのコメント
中国とカザフスタンの国境に向います。
中国スタッフとはここでお別れ。
国境での出入国手続きはかなりの時間
がかかると予想されます。
カザフスタン側のバイクに乗り換え、
アルマトイへ向います。
走行距離:450km
4日目2007.8/14 晴れ
今日は、中国からカザフスタンの国境を越える。
大荷物を抱えての税関審査・SILK OFF ROAD
のスタッフとの合流・そして約450kmの長い
ライディング距離である。 その為いつもより
30分ほど早い出発となる。
いつもはふざけて冗談を言い合っている
メンバーの顔にも笑顔は無い。
イーニンの伊犁花城大酒店(ホテル名)を朝9時
出発、右側通行にもずいぶん慣れてきたが、市街
地の左折は緊張する。左折と同時に右側車線
を走りそうになり あっ いかん とドッキリ
する。イーニンの市街を通過し郊外に出ると前
方には天山山脈が広がっていた。ほんの少しの
撮影タイムの後、90km先の国境をひたすら目
指す。天山山脈は高く、その向こうには広大な
タクラマカン砂漠が広がっている事を想像する
と今自分がここを走っている幸せを感じ
ジーン とする。
カザフスタンの国境が近づき我々は中国製バイク
を降りる。そして、ここで中国スタッフと別れる。
税関周辺の道路にはバス、トラック、大勢の人で
ごった返していた。ツアーガイドのU氏から税関
申告書の書き方の説明を受ける。特に記入金額と
持参金額に誤差が無いように、いい加減に書かな
いよう注意を受ける。個別チェックが入らないか
緊張する。しかし、税関申告書の提出は無くパス
ポートチェックのみで、出入国が出来てしまった。
皆、拍子抜けそして安堵!
税関も、国境付近の撮影も許されなかった。国境は荒れた荒野が広がり延々と金網と有刺鉄線で明示されていた。カザフスタンのツアー会社SILK OFF ROAD のスタッフとは少し行き違いがあり、すぐには落ち合う事ができなかったが、数台並んだバイクを発見!国境から3キロ離れた小さなレストランのある駐車場で合流。
ここで、昼食を食べながら、あの変なバイク誰が乗る?という話になる。1台はU氏そして、海外ツアー経験の豊富なUc氏とS氏が乗る事になった。
こうして残りの350kmの走行が始まった。しかし、映画大脱走で出てきたサイドカーは簡単には運転出来る代物では無かった。Uc氏は弱音を吐き僕と交代だ。
S氏はダートに突っ込んで、もうやだ~とY氏と交代。これではアルマトゥに付く頃には日付が確実に変わってしまうだろう。選手交代してペースは少し上がるがすぐに手なずけられるウラルではない。
突然、Y氏の乗るウラルが止まった!メカニックのボリスがすぐさま修理に取り掛かる。PM2:30気温はすでに37度。僕は、サポートカーのランドクルーザーが作る少しばかりの日陰に腰を下ろし、ぼんやり景色に見とれる。
時間はゆっくり流れ、牧歌的な絵画のような風景が脳裏に焼きついてゆく。
故障したウラルは復活することは無かった。動かないバイクはただの鉄屑と同じだ。近くの村に預ける事になった。バイク軍団が立ち寄った為、村人が次々やって来てしげしげ見る。言葉は分からないが何処から来た?何処まで行く?と聞いている気がした。僕はそのたびに目的地を指差し、アルマトゥと一言。彼らは僕の肩をたたく!意味が分からなかったがこれからあそこまで行くのか!!!頑張れ。とでも言っていたのかもしれない。
少年とロバ何というステキな光景か
少年の乗って来たロバはおとなしく、大きなお腹と短い足、愛くるしい目がかわいかった。我が家のゴールデンよりおとなしい。彼のペットは働き者であり、彼の要求を満たしてくれる良き友人かもしれない。
そして、ナイトランの末、SILK OFF ROAD のオフィス兼ガレージに到着したのはPM11:30。日付が変わる前に到着できた!疲れてはいたが楽しかった。
U氏の手配違いでカザフスタン・ホテル(高級ホテル)に宿泊出来た。ラッキーだ!
カザフスタンの家庭料理を堪能してホテルの部屋へ戻るとAM2:00。 は~疲れた。
シャワーを浴びようとコックを捻ると冷水しか出ない!ここは高級ホテルなんじゃないの?マ・マジかよ~。今日で4日間シャワー無し生活である。
乾燥しているため汗臭さは無い。温水が出ないという事も、日本では絶対汗臭い自分が臭くない事も信じられない!
ベッドに入るといつの間にか夢の中。
2007/09/08 14:21
☆ツアー会社からのコメント
中国とカザフスタンの国境に向います。
中国スタッフとはここでお別れ。
国境での出入国手続きはかなりの時間
がかかると予想されます。
カザフスタン側のバイクに乗り換え、
アルマトイへ向います。
走行距離:450km
4日目2007.8/14 晴れ
今日は、中国からカザフスタンの国境を越える。
大荷物を抱えての税関審査・SILK OFF ROAD
のスタッフとの合流・そして約450kmの長い
ライディング距離である。 その為いつもより
30分ほど早い出発となる。
いつもはふざけて冗談を言い合っている
メンバーの顔にも笑顔は無い。
イーニンの伊犁花城大酒店(ホテル名)を朝9時
出発、右側通行にもずいぶん慣れてきたが、市街
地の左折は緊張する。左折と同時に右側車線
を走りそうになり あっ いかん とドッキリ
する。イーニンの市街を通過し郊外に出ると前
方には天山山脈が広がっていた。ほんの少しの
撮影タイムの後、90km先の国境をひたすら目
指す。天山山脈は高く、その向こうには広大な
タクラマカン砂漠が広がっている事を想像する
と今自分がここを走っている幸せを感じ
ジーン とする。
カザフスタンの国境が近づき我々は中国製バイク
を降りる。そして、ここで中国スタッフと別れる。
税関周辺の道路にはバス、トラック、大勢の人で
ごった返していた。ツアーガイドのU氏から税関
申告書の書き方の説明を受ける。特に記入金額と
持参金額に誤差が無いように、いい加減に書かな
いよう注意を受ける。個別チェックが入らないか
緊張する。しかし、税関申告書の提出は無くパス
ポートチェックのみで、出入国が出来てしまった。
皆、拍子抜けそして安堵!
税関も、国境付近の撮影も許されなかった。国境は荒れた荒野が広がり延々と金網と有刺鉄線で明示されていた。カザフスタンのツアー会社SILK OFF ROAD のスタッフとは少し行き違いがあり、すぐには落ち合う事ができなかったが、数台並んだバイクを発見!国境から3キロ離れた小さなレストランのある駐車場で合流。
ここで、昼食を食べながら、あの変なバイク誰が乗る?という話になる。1台はU氏そして、海外ツアー経験の豊富なUc氏とS氏が乗る事になった。
こうして残りの350kmの走行が始まった。しかし、映画大脱走で出てきたサイドカーは簡単には運転出来る代物では無かった。Uc氏は弱音を吐き僕と交代だ。
S氏はダートに突っ込んで、もうやだ~とY氏と交代。これではアルマトゥに付く頃には日付が確実に変わってしまうだろう。選手交代してペースは少し上がるがすぐに手なずけられるウラルではない。
突然、Y氏の乗るウラルが止まった!メカニックのボリスがすぐさま修理に取り掛かる。PM2:30気温はすでに37度。僕は、サポートカーのランドクルーザーが作る少しばかりの日陰に腰を下ろし、ぼんやり景色に見とれる。
時間はゆっくり流れ、牧歌的な絵画のような風景が脳裏に焼きついてゆく。
故障したウラルは復活することは無かった。動かないバイクはただの鉄屑と同じだ。近くの村に預ける事になった。バイク軍団が立ち寄った為、村人が次々やって来てしげしげ見る。言葉は分からないが何処から来た?何処まで行く?と聞いている気がした。僕はそのたびに目的地を指差し、アルマトゥと一言。彼らは僕の肩をたたく!意味が分からなかったがこれからあそこまで行くのか!!!頑張れ。とでも言っていたのかもしれない。
少年とロバ何というステキな光景か
少年の乗って来たロバはおとなしく、大きなお腹と短い足、愛くるしい目がかわいかった。我が家のゴールデンよりおとなしい。彼のペットは働き者であり、彼の要求を満たしてくれる良き友人かもしれない。
そして、ナイトランの末、SILK OFF ROAD のオフィス兼ガレージに到着したのはPM11:30。日付が変わる前に到着できた!疲れてはいたが楽しかった。
U氏の手配違いでカザフスタン・ホテル(高級ホテル)に宿泊出来た。ラッキーだ!
カザフスタンの家庭料理を堪能してホテルの部屋へ戻るとAM2:00。 は~疲れた。
シャワーを浴びようとコックを捻ると冷水しか出ない!ここは高級ホテルなんじゃないの?マ・マジかよ~。今日で4日間シャワー無し生活である。
乾燥しているため汗臭さは無い。温水が出ないという事も、日本では絶対汗臭い自分が臭くない事も信じられない!
ベッドに入るといつの間にか夢の中。