今日は、今までも何度かブログに書いてきた、
ピエール・ドゥ・ロンサールの折れたシュートが
再生するまで をまとめてみました。
昨年9月、
私の不注意でピエール・ドゥ・ロンサールのシュートの先を
折ってしまいました。
2008.9.8
メネデールで水上げしたあと、ダメモトで挿し木用の土に植えました。
2008.9.21
しばらくは何の変化もありませんでしたが、
挿し木してから1ヶ月余りすると、
先端部が黒っぽくなってポロリと取れてしまいました。
その後、残った葉のつけ根から、
小さな赤い芽が見えてきました。
2008.10.17
芽が育ち、葉が展開してきたので、
ひと回り大きな鉢に植え替えてあげました。
このとき、無事に発根しているのを確認しました。
2008.11.3
冷え込むようになった11月半ばころから
部屋の中に入れて、冬越しさせました。
その後の成長は下の写真のとおりです。
2009.1.8 高さ25cm 2009.4.25 高さ61cm
寒い冬のあいだ、うどん粉病にもならずに、
無農薬で手間いらずの優等生。
時々、液肥をあげるくらいなのに、グングン成長を続けました。
ひたすらに上へ上へと伸び続けるので、
4月半ばに先端の芽の部分を切ってみると、
あちこちから脇芽が急速に伸び始めました。
先端部に近い5枚葉のつけ根からも脇芽が。
たくさん出た脇芽のそれぞれに蕾がつき、花が咲きみだれて…。
と、妄想しているのですが、
そんなに上手くはいかないかな~?(笑)
ピエール・ドゥ・ロンサールって、もっとセンシティヴで
扱いにくいバラかと思っていました。
NHK趣味の園芸の『バラ大百科』には、
性質は、“強健”ではなく、“普通”とあるので、
定期的な消毒なしに育てるのは難しいかな?と構えていたのです。
ピエール・ドゥ・ロンサールは魅力的なバラだけれど、
大型のつるバラだし、病気対策も大変そう…
だから、私はピエールをわが家にお迎えするつもりはなく、
バラ園に足を運んで愉しめばいいと思ってました。
けれど、普段はまったくバラに興味を示さない夫が、
毎年私につき合ってバラ園へ行き、ピエールを見るたびに、
「このバラ綺麗だな~」と、決まって同じことを言うのです。
昨年も「このバラ…」と言ってピエールの下で足を止め、
惚れ惚れした様子で見入っていたので、
夫がそんなに気に入っているなら、育ててみようかしら?
という気になり、新苗を購入。
そして、折ってしまったシュートの先を
自責の念にかられて挿し木したことによって、
ピエールは2株に増えてしまったのでした。
このバラ、ロマンチックな花姿とは裏腹に
肉厚な照葉は丈夫そのもの。
意外に、たくましくて育てやすいバラかもしれませんね。
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