今週は5月とは思えない寒い日が多くて、閉口しました。
標高の高い山では雪が降ったのでしょう。
ベランダから見える山々も
すっかり雪化粧に逆戻りです。
ゴールデンウィークには夏を思わせる暑さになったり、
一転、冬に戻ったかのように寒くなったり、
天候が不順なためか、
昨年の晩秋に休眠枝挿ししたカーディナル・ヒュームが不調です。
下は順調に成長していたころの
3月14日の写真です。
みずみずしい新芽が展開して
白根もたくさん出ていたのでポットに植え替えました。
ところがその後、季節はずれの寒さに当たったせいか、
新芽の成長がピタリと止まったまま2ヶ月が経過。
4本の挿し木苗のほぼ全ての芽が
ブラインドとなってしまったようなのです。
このままでは埒が明かないので、
思い切って4本のうちの2本を切り戻してみることにしました。
挿し木苗のゲンコツ剪定(?)です。
挿し木苗を大胆に切り戻すのは経験済みで、
下の写真は切り戻したカラメラの芽吹きの様子です。
地面からこんなにたくさんの芽が出てきて、
樹形が乱れた挿し木の切り戻しは大成功でした。
(現在もカラメラは順調に生育中です)
“二匹目のドジョウ”を狙って選んだのは
この2本の苗。
↓
ブラインドとなった部分をバッサリ切って…
ジャ、ジャーン!
ほら、このとおり。
↓
苗の向こう側に切り捨てた部分の葉が写っています。
こんなに切ってしまって大丈夫!?
って、心配になりますよね。
私もやっぱりちょっと心配。。。
で、ポットの底をのぞいてみました。
すると、わかるでしょうか?
底の穴から見えている根っこ。
地上部の成長は2ヶ月間止まっていても、
そのあいだ、根はちゃんと成長を続けていたんです。
だから、この根の持つ力を信じて、
切り戻した休眠挿しの苗の復活を待とうと思います。
…とは言っても、失敗して枯れてしまってはショックなので、
2本は切り戻さずに残しておきました。
上の苗は、上部から新しい芽が出てきています。
下の苗は、5枚葉のつけ根に小さな赤い脇芽が見えてきました。
拡大してみると…。
この脇芽、これから成長を始めるのでしょうか。
挿し木たちの親株であるカーディナル・ヒュームは今、
小豆粒ほどの蕾を育てています。
その魅惑的な花が咲くのは
あと何週間後かな?
待ちくたびれないうちに咲いてほしいな~!
<5月16日 追記>
昨日、切り戻した挿し木苗が
今朝はこんな姿を見せてくれました。
↓
樹液が切り口から溢れ出しています。
2ヶ月も動きが止まったままの苗だったけれど、
ちゃんと生きていたんですね!
輝く樹液。
とてもうれしい光景でした。*^^*
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