写真は、昨年の7月、わが家のベランダで咲いたネジバナです。
ネジバナは日当たりの良い芝生に自生する野草です。
でもわが家のベランダには芝生はないので(笑)、
苗を2株購入して、植木鉢で育てています。
ネジバナの冬越しは今年で2回目。
寒さに強い植物なのか、いまひとつ分からず心配だったので、
発泡スチロールの箱に鉢を入れ、
その上からビニールで覆って、簡易温室にしています。
ここ2,3日、お天気が良い日が続いたので、
日の当たる日中は、覆いを外して日光浴させています。
冬のネジバナは上のような小さな株で、
じっと寒さに耐えていますが、
春になると葉を長く伸ばし、
下の写真のように大きくなります。
ネジバナは、なぜか私の心を惹きつける
不思議な存在です。
下の子がまだ私のお腹にいたころ、
毎朝、上の子の手を引きながら、
幼稚園バスのバス停まで歩いていました。
その道端に咲いていたのがネジバナでした。
小さな、らせん状の花。
あまりの可憐さに、手折って持ち帰りたかったけれど、
子どもと二人、じっとこらえて見つめていました。
それから、
ネジバナの苗に巡り逢って、購入するまで8年の歳月がありました。
初めてわが家のベランダで咲く
ネジバナの花を見たときの感動といったら…。
ネジバナの花期はバラの一番花が終わったころ。
ちょうど、バラがなくなって寂しくなったベランダで、
つつましくも可憐な姿で咲きはじめるのです。
ネジバナはランの仲間だそうです。
普段、ランにはあまり興味のない私ですが、
この花だけは特別です。
こんなに小さいのに立派に蘭の花の形をしていて
感動を覚えます。
次にこの花に逢えるのは、半年後。
植物を育てることは、
「待つこと」なのですね。
コメント一覧
れびっと
れびっと
れびっと
れびっと
imi
commesucre
テラコッタ
ブルーキトン
最新の画像もっと見る
最近の「ネジバナ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事