やっぱり、夜のあいだにひっそりと咲いたのだわ…。
ゆっくりと開花してゆく、その姿を見たかったのに、
願いは叶いませんでした。
気を取り直して、開花のお姿を写真に収めようとしました。
でも…。
出ないんです、見たままの色合いが。
昨日・今日と２日に渡って、デジカメで何十枚も写真を撮りました。
いろいろと条件を変え、また撮影モードも変えて試しましたが
実物の色とは程遠い写真ばかり…。
がっかりです。(涙)
本当は「見て見て～！咲いたよ～
」とテンション高くお見せしたかったのに。ルイ14世の開花写真を楽しみにしてくださっていた方が、
もしいらっしゃったら、ごめんなさい。
期待はずれで…。
もう一度、気を取り直して。
最初の写真は今朝早くに撮ったもの。
雨が降っていたので、あたりはまだ薄暗い感じでした。
肉眼で見るよりも、花の赤味が強く写っています。
実際は“黒赤紫”とでも言いましょうか、黒っぽい赤を含んだ紫色です。
次の写真は、なんとか実物の色に近づけたくて、
色合いと鮮やかさを加工してみたもの。（悪あがきしました^^;）
少し紫っぽい感じを出すことができましたが、
実物はビロード光沢があって、もっと深い色で黒により近いです。
上の写真から２時間ほど経って、さらに花が開いた様子が下の写真です。
これは加工なしの状態…。
ちがう、ちがう。ルイさまはこんな色じゃない。
やっぱり花の色が明るすぎる～。
仕方がないので、もうひとつだけ残っている蕾の写真。
ビロード光沢があるので、黒い蕾が白っぽく見えます。
雨があたった訳でもないのに、
この蕾もやはり朝露を戴いていました。
まるで王冠のように。
あ、忘れるところでした。
ルイ14世の香りをお伝えするのを。
たった一輪しか咲いていないのに、
強く濃厚なオールドローズの香りがあたりに漂っています。
実に大人っぽい、香りです。
最後の写真は、いつものアイスバーグ。
こちらはどんな条件で写真を撮っても、
実物と違わない安定した色合いで写ってくれる、
親孝行(?)なバラです。
今日は、カップ＆ソーサーみたいな形で咲いてくれました。
そんなふうに見えませんか？
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