最近、時間を見つけては
バラの土替え作業に取り組んでいます。
寒冷地では寒波がやってきて、鉢土が凍結してしまうと
土替えができなくなってしまうので、
急ピッチで作業を進めなくてはなりません。
そんな訳で、せっかく訪れてくださった皆さまには申し訳ないのですが
今日はバラの根っこの地味な写真ばかり。
冬のバラの作業メモです。
昨日は(8号鉢)と、同じく接木株のERウィズリー(8号鉢)、
挿し木の“ちっちゃなウィズリー”(5号鉢)の土替えをしました。
最初の写真は、接木株のアイスバーグです。
ね? すごい根っこでしょう!?
この台木は何なのでしょうね。
ノイバラかな?
ものすごい根張りです。
こんなにガッチリ固まった根鉢だったので
土を替えるため鉢から抜くのに、しばし格闘しました。
かなり腰にきました。^^;
※
ロシア民話の絵本「おおきなかぶ」の絵を想像してくださいね。
「うんとこしょ、どっこいしょ。それでもカブはぬけません」
ちなみに、
先日土替えした挿し木株のアイスバーグ(7号鉢)の根っこは
こんなふうでした。
↓
↑
これはアイスバーグの自根ですから、優しい感じの根ですよね。
結局、接木のアイスバーグの台木の根は
シャベルでザクザクと切って落としました。
下は切り落とした台木の根です。
可能な限り土を落として、さらに細かな根もカットし
最初の写真のアイスバーグの根を、ここまですっきりさせました。
この状態で新しい用土に植え替えて
たっぷりと水遣りし、完成です。
接木のウィズリーの土替えの様子は省略して、
お次は挿し木の“ちっちゃなウィズリー”の土替えです。
5号鉢に植わっていた“ちっちゃなウィズリー”は
樹高45cmほどに育っていました。
枝はもっと長く伸びていたのですが、
蕾がふくらむと重みで枝が下垂するので、なかなか高さがでないんです。
最後にまだ残っていた蕾を切ってグラスに挿し、
伸びた枝と葉を整理して鉢から抜きました。
“ちっちゃなウィズリー”の根っこ
↓
貧弱な感じでしょうか?
いえいえ、私には優しい優しい根っこに見えるんですよ。
ufufu…*^^*
“はるさめ”みたいな細くて白い根っこがいっぱいです。
かわいいなぁ~♪
目に入れても痛くないほどの可愛い挿し木の子だから…ね。
親バカなんです。^^ゞ
“ちっちゃなウィズリー”の根についた土を落としました。
柔らかくてフワフワな根っこにハサミを入れて
スッキリさせるとこの通り。
↓
ちゃんと太い根だって育っていたんですね。
えらい、えらい。
よくがんばった!
“ちっちゃなウィズリー”は今年6号鉢に鉢増し予定だったけれど
あまり根が張っていなかったので
元の5号鉢に植え戻しました。
“ちっちゃなウィズリー”は、今年もちっちゃなまんまです。
ま、それもまた可愛いんですけどね。^^
株元に、晩秋になって伸びてきたシュートの赤い芽が見えます。
休眠に入ると、この芽はこれ以上伸びないままダメになってしまうでしょう。
でも可哀想なので、なかなかカットできません。
冬剪定のときにもっと枝を切り詰めて、株元の芽もカットしましょう。
来シーズンはもうちょっと枝数が増えてほしいなぁ。
と思いますが
あんまり大株になって“ちっちゃな”を卒業してしまうのも寂しいので
少し小柄のままで、元気に一年を過ごしてほしいです。
最後に、今日のウィズリーの写真を載せておきます。
上の写真、左が接木のウィズリー、
右が“ちっちゃなウィズリー”の最後の花です。
テレビの黒をバックにして、
“ちっちゃなウィズリー”のアップを。
このウィズリー、私の気持ちを感じとって咲きます。
今日と明日は大切な日です。
これからさらに綺麗に咲いてくれるでしょう。
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