今日は14日です。
“14の窓は”馬車の荷台にありました。
荷台にかけられていた布の下から、
冠をかぶり、白い髭をたくわえた、王様らしき人物が出てきました!
…最初は王様と思ったのですが、この冠、どこかで見たことがあるような…
バチカンのローマ法王の周りにいる人(司祭?枢機卿?)が
こういう十字架のついた冠をかぶっていたような気がします。
記憶が間違っていたらごめんなさい。
でも、この冠をかぶった人の馬車は教会の前にあります。
(教会がよくわかる写真はこちらの3番目の写真です)
教会から人々が出てきているところなので、
クリスマスのミサが終わって、
司祭(?)が馬車で帰っていくところかもしれません。
さて、今日の余談は…(笑)、
クリスマスとは全く関係のない、
フィギュアスケートのお話をしたいと思います。
昨夜、フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルの放送がありました。
以前『最後のバラと浅田真央ちゃん』という記事にも書きましたが、
私は彼女のスケートが好きで、
昨日のグランプリ・ファイナルも、テレビの前で見ていました。
今回はキム・ヨナ選手の地元、韓国での大会ということで、
同じ18歳のライバル直接対決、とマスコミは盛り上がっていました。
でも、そんなことよりも私は、
彼女の目指す演技が存分にできれば…
という思いで、テレビの画面を見つめていました。
結果は…1度ジャンプでの転倒があったものの、
2度のトリプルアクセルを見事に決めて優勝。
彼女は、“仮面舞踏会”というドラマチックな音楽にのって、
黒いアゲハ蝶がひらひらと舞うような、美しい演技を見せてくれました。
番組の合間に、彼女が出演している
“アジエンス”のCMが繰り返し流れました。
「心が弱くなるときがある」
CMのなかの彼女の台詞です。
CMの製作者が考え、言わせた台詞でしょうが、
彼女にとって、とても酷な台詞ではなかったでしょうか。
彼女がその言葉を言わされているのを聞くと、切なくなります。
彼女はいつも「完璧」を目指し、決して自分のミスを許しません。
でも、それでも実力が出し切れないときがあります。
そんな時はいつも、「次はもっと頑張る」と
唇を噛みしめてインダビューに答えています。
彼女は“心が弱くなる”から、ミスをしたと感じていたとしても、
決してそれを口にしませんでした。
認めてしまうと、強くあろうと自分を鼓舞する気持ちが
揺らいでしまうからではないでしょうか。
大勢の観衆とジャッジが見つめるなか、広いリンクの真ん中に
まだ10代の女の子が、たった一人で出て行く。
静寂を破り音楽が鳴り、氷の上の孤独な舞いが始まる。
その緊張感とプレッシャーに打ち勝ったものだけが、
優勝の栄冠を勝ち取ることができる。
自分の弱さを感じることはあっても、
そんな素振りは決して見せない気丈さが
自分に打ち勝つ強さにつながるんじゃないか…。
彼女を見ていて、そう感じました。
これからも、彼女は自分と闘い続けていくのでしょう。
世界のトップに立つということは、闘う相手は自分自身だということ。
彼女は誰よりも知っているのではないでしょうか。
そんな彼女を、これからも応援していきたいと思うのです。
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