これがメルセデスAMGの力なのか!!

2016-03-20 | モータースポーツ

こんばんは

F1は、オーストラリアGPが開幕し、

予選と決勝が開催されました。

ここ1、2年は開幕戦が大きな波乱が見られなかったものの、

今年のオーストラリアGPは、ある意味、開幕戦らしい波乱の一戦となりました。

(ここからはネタバレになってしまうので、結果を知りたくない場合は、読まないでください)

新予選方式ではじまった今年のF1。

結果だけ見てしまえば、

ポールポジションはハミルトン選手、

2番手にロズベルグ選手と、

昨年同様、メルセデスAMGの強さは今年も健在を感じる結果です。

続いて、フェラールのベッテル選手が3番手。

4番手には同じチームのライコネン選手と、

昨年までの勢力図はそのまま継承されています。

でも、予選の内容は大きく変わるものでした。

それは新予選方式の影響によるもので、

予選が進むにつれて走らない車が出てくるなど、

早い段階で順位が確定してしまうものでした。

これまではQ2に、最も緊張感あるバトルが楽しめたのが、

新予選方式ではQ1が最も緊張感ある印象です。

最後の方にかけて、あまり緊張感がなくなるのは、

どちらも一緒だと思いましたが、今回の方が、より緊張感のないものになりました。

この新予選方式は、あまり評判がよろしくなかったようで、

次戦のバーレーンGPでは旧予選方式に戻るようです。

決勝は、スタートでフェラーリの2台はワン・ツーになり、

スタートの悪かったメルセデス陣営をおさえる状態に!

おっ!これはおもしろい展開だと思っていたら、

メルセデスはすぐに抜けないとみるや作戦を変更して対応。

タイヤ交換をたくみに行い、ロズベルグ選手がライコネン選手の前に出て2番手。

するとマクラーレンのアロンソ選手とハースのグティエレス選手が大クラッシュ!!

アロンソ選手のマシンは宙を舞い、大破!!!

正直、背筋が冷っとしましたが、アロンソ選手は無事でした。

いやぁ~、本当によかった。

その結果、赤旗でレースは中断となり、

ここでさらに作戦を実行するメルセデス陣営。

タイヤを、この週末、どのチームも使っていなかった

一番固いミディアムに変更。

この選択が勝利を呼び込み、トップだったベッテル選手をロズベルグ選手が抜き、

さらにハミルトン選手も前に出て、結果だけみれば、メルセデスAMGのワン・ツーフィニッシュとなりました。

やっぱり今年もメルセデスAMGが強いのか!?

強いです!!これがメルセデスAMGの力です。

通常は一番固いタイヤの方がタイムは落ちるのですが、

メルセデスAMGは速かったです。

ただ去年よりは、各チームとも差が縮まっているように感じます。

でも、それは本当にタイムの差だけであって、

力の差は縮まっていない。

そんなことを感じさせてくれる一戦でした。

そんな中でも結果を残したのが新興チームであるハース。

なんと6位にグロージャン選手が入賞し初ポイント獲得となりました。

作戦がハマればこういうこともありえるのです。

もちろんハースのマシンの信頼はあったし、

グロージャン選手の懸命な走りも素晴らしいものでした。

マクラーレン・ホンダは、バトン選手が14位。

まぁ、去年よりは全然走れているマシンです。

でも、正直、まだまだです...。

今年のF1は、始まったばかり、

長い闘いの中で、どの場面でもいいから

フェラーリがメルセデスAMGのどれだけ前に出れるのか!

ポイントは、そこにかかっていると思っています。


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