1年目と2年目の差は大きい

2015-12-05 | モータースポーツ

こんばんは  ヒデです。

2015年のF1も先週末の最終戦アブダビGPで幕を閉じました。

結果をみれば、

今年もドライバーのワールドチャンピオンは、

2年連続チャンピオンとなるメルセデスAMGの

ルイス・ハミルトン選手

2位も同じチームメイトの

ニコ・ロズベルグ選手と

メルセデスAMGの強さは今年も変わらなかった!

コンストラクターズも1位のメルセデスAMGと2位のフェラーリでは、250ポイント以上離れている。

ちなみに3位は、フェラーリのベッテル選手。

4位は同じくフェラーリのライコネン選手と、フェラーリは着実にレベルアップしたものの、まだまだメルセデスAMGと肩を並べるレベルにはいかなかった。

そして、今年何より注目で、楽しみにしていたのは、

マクラーレン・ホンダの復活だ!!

F1の名門マクラーレンが再びホンダとタッグを組んでくれた。

しかもドライバーは、F1最強といわれているアロンソ選手と、

F1で君が代を聞かせてくれたバトン選手という、

両方とも元ワールドチャンピオンである。

そのことにうれしくて、期待も大きかった。

でも、シーズンが終了し、結果をみれば、

バトン選手は16位、

アロンソ選手は17位、

マクラーレン・ホンダとしては、10チーム中9位という結果である。

F1復活1年目のホンダにとっては、まさに惨敗。

マクラーレンにとっても、苦しい1年となってしまった。

実は、自分としてはホンダに期待もしていたし、

もちろん応援していたけど、

その反面、この結果はなんとなくわかっていたところもある。

いくつか理由のある一つ目は、

オフシーズンのテストでまともに走れていなかったこと。

正直、これはF1において致命的なこと。

今のF1は、シーズン中にほとんどテスト(開発)ができないので、

オフシーズンのテストで走れていないと、それをシーズンで挽回するのは難しい。

二つ目は、2000年から復帰した第3期のF1挑戦で、ほとんど結果を出せていないこと。

バトン選手が君が代を聞かせてくれたハンガリーGPの1勝のみ。

世の中、変化しているので会社も変わって当然だけど、

このときにホンダのF1は変わったと実感している。

三つ目は、他のカテゴリーのレース、特に四輪では結果を出せていないこと。

日本では身近なスーパーGTやスーパーフォーミュラなど、

常に勝ち続ける実力がなければ、

モータースポーツの最高峰であるF1では勝てないのが当たり前でございます。

そんな厳しいことばっかり言っても仕方ないのではわかっているけど、

やっぱりファンとしては、これまで裏切り続けられたても、

応援するし、期待もするのである。

それは、何故か!?

いつかは復活してくれる。止まない雨はない。

という希望である。

ホンダには、まだ希望があると思っているから応援するのである。

それこそ希望的観測で判断してはいけないけど、

来年こそはと、思っています。

では、何故、ホンダはこんなにもF1で走れなかったのか?

ホンダ内部のことは正直わからないけど、

一つに1年目と2年目の違いは大きいと感じていることがあります。

一昨年、F1のレギュレーションが大きくかわり、

マシンの構造も大きく変化しました。

そのときには他のチームも、とても苦労していたんです。

そして、今年で2年目に入り、他のチームは着実に走れるマシン、

戦えるマシンに、戦闘力アップしてました。

正直なんでも、そうだと思うんです。

会社に入って、1年目と2年目って、

やっぱり大きく違っていたと...。

その1年間がとても大切なことを改めて感じました。

来シーズンは、ホンダもF1復帰2年目となります。

今年のようなことにはならないと思っていますが、

正直信じ切れていません。

今のF1は、それだけ一度つまづいたことをリカバリするのが難しいんです。

テスト制限、開発制限など...。

いい意味で、期待を裏切ってほしいと思います。

実は、明日、ホンダのファン感謝祭にツインリンクもでぎまで久々に行ってきます。

自分の中では、日本で最も好きな場所です。

はじめて息子も連れていきます。

やっぱり自分は、ホンダファンですから!

ホンダの希望を捨てきれないのは、

やっぱり過去から脈々と受け継がれている

ホンダの考え方が好きだから。

明日のファン感では、今年のF1マシンも走るようなので、

この目で見て、激励の応援をしてきたいと思います。

ホンダよ!F1に負けるな!!


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