おはようございます ヒデです。
昨日は、冬至。 1年で最も昼が短く夜が長くなる日です。
しかも、今年の冬至は19年に1度の
「朔旦冬至(さくたんとうじ)」
といわれ、新月(朔)と冬至が重なる日で、太陽の光を受ける時間も短く、月の光も受ける時間が短い日なんです。
朔旦冬至は、古代の中国で月の復活と太陽の復活が重なる日ということで、大変めでたいとされているようです。
そんな冬至といえば、かぼちゃとゆずということで、人生ではじめてかぼちゃの煮物を作ってみることにしました。
まずは、かぼちゃを買ってきて、種を取り、こんな感じでざく切りにしてみました。
いやぁ~、かぼちゃって固いから切るのが大変。
もしかしたら作る時に一番大変だったのは、切ることかもしれません...。
昔から冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれているようです。
かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」と言われますから、「ん」のつく食べ物というわけです。
しかも運盛り(うんもり)のひとつである、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味している言葉なので、さらに運を呼び込むにはいいとされています。
さらにかぼちゃは夏の野菜ですが、栄養が豊富で保存がきくことから冬に栄養を取るためにも昔から重要な野菜だったようです。
鍋に水を入れ、「さしすせそ」を思い出しながら砂糖、醤油、酒、みりんを加え、かぼちゃを入れて煮込みます。
砂糖、醤油、酒、みりんは、すべて同量(大さじ2杯)にしました。
最初は強火、かぼちゃを入れてからは中火で煮込みました。
横から嫁さんが、いろいろ言ってきましたが、まずは自分で作りたかったので、全部、右から左へ流しました。
こんな感じでアルミ箔で落とし蓋をして、煮汁の量が3分の1くらいになるまで煮込みます。
この時点では、「ほうほう、かぼちゃの煮物って、そんなに難しくないではないか」と思ってました。
そんな、すこし余裕を見せた瞬間。
出来ましたが、ほとんど煮汁がなくなってしまいました...。
料理は、やっぱり真剣勝負。 常に具材の状況を見ていないといけません。
そんな感じで、出来上がったかぼちゃの煮物を食べてみましたが、そのお味は...、
あれ!?煮物というよりは、こふきいもみたい!!
ホクホクはしているけど、味が中までしみてなくて、まるでかぼちゃそのものの味を食べているみたいです。
中には、味がしみているものもあるので、もしかしたら煮汁の量が少なかったのかもしれません。
正直、煮物はそんなに難しくないと思っていたが、こんなにも奥深さがあるとは、ある意味料理のおもしろさを感じました。
すこし失敗はしましたが、息子はおいしいと食べてくれたので、なんとうれしいことか!
また再挑戦してリベンジしたいと思います。
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