矢野貴章 サイドバック先発

Jリーグ開幕前キャンプで、名古屋グランパスを今季から率いる西野監督が彼を紅白戦・練習試合でその位置で使っていたことは把握していたけど、いざJリーグが始まったら立ち消え。
彼がサイドバックに配置転換されることは結局ないんだ、と思っていたら……。

先週末のJ1リーグ、[アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島FC]だけが日曜日開催でしたから、土曜日に行われたJリーグ ディビジョン1の8試合に関しては、もう結果だけしか踏まえず、NHK「Jリーグタイム」、スカパー！「Jリーグ マッチデー ハイライト」視聴による試合内容の確認はしてなくて。
で、今頃になって他のJ1戦を検めていたら、アルビレックス新潟から名古屋グランパスに移籍した矢野貴章(きしょう)が、対ヴァンフォーレ甲府戦でサイドバック出場していた事実に行き着いて。

グランパスの本職サイドバックに故障者が相次いだための緊急避難処置的な抜擢。
そういう事情が働いたにせよ、開幕前キャンプで試されていたことを知っていたにも拘わらず、貴章がサイドバックとして90分間プレーしていた事実は、やはり衝撃的。

日本代表に呼ばれていた時期、彼がサイドバック試用されたことがあったし、あの推進力はサイドバックで活きると、名前は忘れたけどサッカーライターが提唱したこともあったわけですが、“実戦配備”をこうしてされると、唖然に近い驚きを受けてしまいます。

ケガ人の回復が芳しくなければ、来月にデンカビッグスワンスタジアムで実施の[新潟×名古屋]でも矢野貴章がサイドバックとして出るかもしれんのですな。


ごきげんよう、さようなら。