ペドロ・ジュニオール方式

移籍金並びに年俸の提示額で、完全移籍獲得戦に負けてしまったのならば仕方がない。
「無い袖」というのもは、振れないのだから。

それはそれとして、今回の移籍劇でのお金の動きはどうなっているのだろう？
ペドロ・ジュニオールをガンバ大阪に〝移籍させた〟ときと同じ手法を使ったのだろうか？

彼の移籍の際には、新潟が、ペドロのレンタル移籍元の大宮に移籍金を支払い、一旦、完全移籍で彼を〝入団させた〟。
その上で、G大阪に移籍金を請求して、間髪置かずに彼を放出した。
「又売り」による「利鞘」を稼いだ恰好だ。

例えば、例えばの話だけども－
札幌に5000万円を支払い、鹿島から1億5000万円を貰い受ける。
そうすれば、1億円の差額収入を得ることが出来る。
これならば大岡越前の『三方一両損』じゃないけど、当事者3クラブの間にバランス良く、利益と損失とが生じるんだけどなあ。