米沢牛肉入り手ごねハンバーグで はらくっち

はい。2月20日～21日は、山形・福島出張でした。
20日朝は、山手線止まっていたので、東京から新幹線乗るはずのところを、
急遽埼京線まわりで大宮から乗車に変更。
大宮駅でO-bentoを買いました。
そして山形は村山駅で降り、駅前のお蕎麦屋さんでざる蕎麦。
その日はは山形新幹線つばさで、車内販売のお弁当を食べつつ
福島に移動。
福島では、最近福島に転勤した友人と再会し、居酒屋でいっぱい。
21日朝はホテルの朝食バイキング、
昼は福島駅前の回転寿司。
で、夜は福島駅で買った駅弁、という2日間でした。
たったひとつを除いて、みな大当たり。
出張グルメは、記事いっぱい！って感じです。
順番は違うけれど、まずは山形新幹線つばさ車内限定販売のお弁当、
「米沢牛肉入り手ごねハンバーグで　はらくっち」
から、ご紹介しちゃいましょう。

この日は、午後２時に来てくれと言われたんです。ＤＶＲの調整と
ユーザーへの操作指導。
でも、僕は早めに顔出しておこうと、１時前には、現地に着いたのです。
だってこの日は、夜、福島で友人のTAMURAくんと会う約束なんだもの。
できるだけ早く終わらせて、福島入りしたいじゃないですか。
ところが。。。
20日午後の時点で、まだカメラからＤＶＲまでの通線が、ひとつも
終わってないんだ。天井内の断熱材が邪魔で、穴があけられないとか。
おいおい、下見したヤツぁ誰だ！？
結局、僕の出番は、５時間後。やっと７時になってから、ＤＶＲに
火が入りました。
その間、なんにもやることなし。近くには喫茶店ひとつないし、
現場でただ立ってるだけだわさ。
掃除とか手伝ったり、工場の女子工員を眺めたり。
で、仕事終わったのが８時です。
福島行きの最終新幹線が、８時１７分発。
タクシー呼んでもらって、それでも４分前に、村山駅に着きました。
そんな感じだから、もう食べるもの無いのですね。
村山駅だって、お弁当なんて、どこにもないし。
でも、乗車したら、とてもタイミングよく、車内販売のお弁当売りの
お兄さんと鉢合わせたのです。
お兄さんの持っていた３種類の中から選んだのが、このお弁当です。
９８０円は、僕の予算内。
これが、思いがけず、美味しかった！！
とりあえず、パッケージに印刷されている文章を紹介しますね。

「米沢牛肉入り手ごねハンバーグで　はらくっち」は、
㈱日本レストランエンタプライズと(有)新杵屋の
コラボレーションから生まれたこだわりのお弁当です。
四季折々で姿を変える味どころ山形の郷土料理を厳選し、
山形でしか味わえない美味しさをぎゅっと詰め込みました。
皆様のご要望と作り手のこだわりから、
今までありそうで無かった贅沢な美味しさにしあがっております。
「はらくっち」とは、山形県置賜地方の方言で
「お腹がいっぱい」という意味です。
はらくっちぐなるまであがっとごやい。

こういう能書き入りのお弁当って、期待が膨らみます。
さらに中には、こんな、
「よねぎゅー先生のはらくっちで米沢をあがっとごやい！！
なんていう解説書まで入っています。
じゃ、それを参照しながら、ひとつずつ僕も解説しちゃいましょう。



　「米沢牛とは黒毛和種で山形県の置賜地方で１２ヶ月以上飼育され、
　さらに厳選された大変貴重～な高級和牛なのです
　そのお肉を使ったハンバーグ。新杵屋特製のタレをつけてもおいしいが、
　最初のひと口はそのままでお肉の味を堪能すべし！」

ふむ。最初から、タレつけちゃったけど、おいしいハンバーグです。
小さいけど（笑）、その他も充実してるから、許しちゃう。

　「こちらも山形名物の玉こんにゃく。米沢産の玉こんにゃくを
　しょうゆといかゲソでじっくり炊き上げました」

これがね、すごい味濃いの。まさに田舎の味！ッて感じ。
ところが、その隣の芋煮が、すごく上品な味なんです。
このコントラストがいい！とてもいい。

　「秋の収穫を感謝する刈り上げ行事を起源とする
　山形名物「芋煮会」。野菜や牛肉などをしょうゆ砂糖お酒で
　コトコト煮込んだ絶品です！！」

芋だけじゃなく、牛肉もたっぷり。インゲンやニンジン。
ニンジンと言えば、この芋煮に入ってるニンジンと、
ソーセージと一緒にボイルされたニンジンの、２つが入ってるんだけど、
この２つのニンジンの味付けの違いが、すごく面白かった。
ソーセージとボイルした方は、スモークソーセージの風味がついて、
これまたうまい！いやぁ、うまい！！

　「吾妻山の麓で生まれ育ったヘルシーな天元豚入りソーセージと、
　本場ドイツのコンテストで２年連続金賞を受賞した、高畠町
　スモークハウスファイン特製無添加手作りスモークソーセージの
　２種類を食べ比べてみてね」

芸が細かいですね。こう書かれると、真剣に味わっちゃいます。
そして、
　
　「米沢産打ち豆を入れたひじき煮。打ち豆とは大豆青豆をつぶし
　煮物などに入れる米沢の昔ながらのお豆ですぞ！」

この辺が、郷土色豊かで、楽しいおいしさ。打ち豆の食感が
いいなぁ。どんぶりいっぱい食べたい感じだ。
他にも沢山書いてあるんだけど、そろそろしんどくなってきた。
あと、塩引きのマスの焼いたのも入っていたし、
桜漬けも、よねぎゅー先生の焼き印押し玉子焼きも、おいしい。
山形産梅干も、すっぱくなく、変な甘さも無く、ふっくらと、
いい感じですよ。
で、お米は「どまんなか」でしょ。ご飯、足りないよ。おかわり欲しいよ！！

最後に、米沢駅前(有)峠の力餅特製そばだんご。
そば粉を練りこんだ団子に中には、ずんだ餡だ！
これぞ山形って感じですねぇ。

この９８０円は、お値打ち品です。
車内販売限定らしいし、１日６０個限定っていうから、
お昼時なんか、車両によっては、
乗車しても必ず買えるとは限らないんじゃないか？
これはラッキー。
とても幸せなお弁当タイムでした。