
さて、群馬・高崎駅のお弁当と言えば
高崎弁当株式会社。
明治17年(1884年)創業と言うことは、
僕のおばあちゃん(明治36年生まれ)より年季のいった会社ということだ。
そこで売り子のおじさんが、
『鶏めし120年、だるま100年』と言った意味がわかりましたね。
で、高崎弁当のHPを紐解くと、
昔のとりめし弁当は、こんな感じだったそうです。

これだってカラーだから、そんなに古くないと思うけれど、
中身は変遷しつつも、"とりめし"または"鶏めし"として、
120有余年、脈々と受け継がれてきた伝統のお弁当ということですね。
これが今の鶏めし弁当。


茶飯・鶏そぼろ・鶏照り焼き・コールドチキン・のり・舞茸入肉団子・
紅玉こんにゃく・栗・梅糀漬・香味きゅうり

鶏づくしですね。これだけバラエティーに富んでいるのは見事!

これをどう食べていくかと言うと。。。

そぼろの層が厚いので、散らかります。
かき分けながら食べ進みます。

こういう風に、L字型に進むのがよいかと。
HPに、"九州出身の先代主人が考案したもので。。。"
という一節を発見しました。
え?
これは『かしわめし』『かしわうどん』と
ルーツを同じにするものなんですね。
でも、そうなると120年ってのはオーバーで、
販売開始昭和9年っていうのが、
正式な『鶏めし』の始まりなんでしょう。
それにしても、個性のある、
是非一度は食べてみて欲しいお弁当でした。
お弁当容器も、ラワンらしいけれど、
ちゃんと木で作られていましたよ。
これもポイント高いな~!!
いり玉子と、桜デンブでした。
今考えると、鳥肌が立つような
甘いお弁当!!
でも、当時は大好物でしたよ。
今は味噌っ歯の子なんて、いないねぇ。
そうそう!鳥そぼろってホント、美味しいんだけれど散らかるんですよね…
でもでも、私は三色(炒り玉子とさやいんげん)のお弁当より、鳥そぼろだけの方がイイ!!
だるま弁当も、1度しか食したことがないけれど、この弁当も魅力ですね~