さぁて、長きに渡って連載してきました東北出張シリーズも、
今回が最終章(オーラス)です。
『ふくすまずんは、ふくすまずんラスク!』
昔、鈴木清順監督・高橋英樹主演の日活映画
『けんかえれじい』の中で、福島人の先生がしゃべっていた
セリフですが、それ以来、福島人は、おやつに『ラスク』を食うんだと、
間違った知識がインプットされてしまったbaysなのですが、
この福島の人たちは、なんとも気が長いというか、
この日の打ち合わせは、延々6時間に及んだのでした。
(ちなみにその後、そのときのメンバーが東京を訪れた際も、
打ち合わせはとんでもない長時間さ、かかったんだもんね)
で、福島駅前の平禄寿司で、昼の続き食おうとした目論見が、
まったく外れた僕は、リーゼント&ピカリングと共に、
新幹線(すんかんしぇん)さ乗って、東京さ向かうことになっちまっただよ。
で、福島駅ではぁ、奴さんたつは、ビールすか買わねんだ。
なじょしてか?と思ったけんどもよぉ、おら、弁当さ使がいたがったんだで、
しとりで弁当さ買いにいっただよ。
『こごの弁当さ、どないなのがあるっちゃね?』
『あるもなんも、この2つっかね。他ぁ、売り切れだっちゃ』
見てみると、『仙台牛タン弁当』と、『磐梯栗めし』の2種類しか
ないんだ。福島で仙台もねぇべさ、と、栗めしを選びました。750円也。
これがまた、瓢箪から駒っちゅう、スグレモノ弁当だっしゃ!
問題があるとすれば、上段のおかずスペースがスカスカなことだけ(笑)
でも、メインの栗ご飯のグレードが高い!
でっかい栗はもとより、わらびとゼンマイが、こんにゃくや人参と一緒に
いい塩梅に煮てあって、尚も胡桃がごろごろ載っているんだ。
この胡桃が、すごく目新しいというか、すごくいいアクセントになってて、
そこにエメラルドグリーンの銀杏が一粒。
これ、センスいいでしょ?
いやぁ、おいしかったです。是非また食べたい駅弁ですね。
これで750円は、お得です!!
原材料:ご飯、栗甘露煮、わらびぜんまい煮、付合せ
㈱ウェルネス伯養軒郡山支店
福島県郡山市富田町字諏訪8-1
TEL024-961-8940
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