5日には、クロツラヘラサギやヘラサギもいなくなったと書いたが、偶々出かけた午後、河北潟干拓地でヘラサギが未だ活動しているのに出会った。

用水路のヘラサギ

オオバンとヘラサギ

ダイサギとヘラサギ

ハス田で餌を摂るヘラサギ

飛び去るヘラサギ
また、5日の朝の散歩で微かなウグイスの初鳴きを聞いたと報告したが、今朝は、相変わらず姿は見えないが、はっきりと囀り始めたのを聞くことができた。さらに今朝は空に昇りながら囀るヒバリの声を今シーズン初めて聞いた。風はまだ冷たいが、着実に春に向かっている。
今シーズンは冬鳥が少なかったことは何度か報告した。このような状況でも、今シーズン多く出会えた鳥もいる。ホオジロガモ、カワアイサは例年より多かった。

カワアイサとホオジロガモ
ミコアイサ、ヘラサギ、イソヒヨドリ、ハマシギ、ミユビシギなどにはよく出会った。また、オシドリ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤマガラ、アカゲラなどの留鳥にはあまり変化は感じなかった(次回)。
ミコアイサは、七尾市大津池、和倉温泉、小松市憩いの森、河北潟の用水路などで多く見られた。

大津池のミコアイサ


大津池のミコアイサとホオジロガモ

和倉のミコアイサ






憩いの森のミコアイサ



河北潟用水路のミコアイサ
用水路ではカンムリカイツブリも見られた。

用水路のカンムリカイツブリ
以上の鳥には出会う機会が多かったが、コハクチョウは、それなりの数が渡来したが例年より少なかった。マガンやヒシクイはほとんど見ることができなかったし、ツルやオジロワシなどは見られなかった。小さな冬鳥は特に少なかった。なぜこれらの鳥や小さな冬鳥が少なかったかは定かではない。