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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

トンボ公園で―キイトトンボ

 このところ天気は良くないし、蒸し暑いし、あまり遠出する気になれないが、気晴らしに自宅近くのいつもの散歩に加え小松市滝ケ原のトンボ公園に行ってみた。
 散歩道ではもうススキの穂が出ているが、アマガエルはまだ暑さを避けているようである。

             ススキの穂が出た

       蝉の声を聞きながら厚さを避けるアマガエル

 用水上のクモの巣では定かではないがセミが捕まっているように見える。

               クモの巣と獲物

 何年も地中で暮らし折角地上に出て飛んだ瞬間、自分より体が大きいくらいのクモの網に掛かるとはなんと運の無い奴だと憐れみさえ覚える。
 民家の庭ではイチジク、キンカン、レモンなども着実に実を大きくしている。

                イチジク

               キンカン

               レモン

 巣立ったツバメは、見かけでは、もう親との区別がつかない。

             親と変わらないツバメ

 道の湿ったところではルリシジミが吸水しながら綺麗な翅色を見せながら飛び回っている。

               ルリシジミ

 滝ケ原のトンボ公園は、草が生い茂ってトンボ公園としてはあまり好ましくない状況になっていて驚いた。多くの方が手を入れているのに、暑さと雨で管理しきれないのであろう。木道も痛み、折れているところもあった。それでも草の間をキイトトンボが元気に飛んでいた。よく見ると小さなガを咥えているものもいた。

           小さなガを咥えるキイトトンボ

 また、連結体勢で産卵に備えているペアもいた。


             キイトトンボの連結ペア

 キイトトンボは多くの場合、連結したまま水中の草の茎などに産卵する。ムスジイトトンボと場所を分け合っているものもいた。

          キイトトンボとムスジイトトンボ

 残念ながら叢にはトンボが少なく、シオカラトンボ、オオシオカラトンボが主であった。

              シオカラトンボ

            オオシオカラトンボ

 オオシオカラトンボの産卵(メスが単独で打水産卵)を見ることもできた。

           産卵するオオシオカラトンボ

 近くの谷川では、少し自信がないがミヤマカワトンボ(?)も見られた。

             ミヤマカワトンボ?

 突然、空から大きなトンボが降りて来て路上に止まった。

            路上に降りたコオニヤンマ

 一瞬オニヤンマかと思ったが、オニヤンマはこのような止まり方はしないと思ってよく見るとコオニヤンマであった。サナエトンボの仲間であり、べったりと止まるのも理解できた。何か変化が欲しい今日此頃である。
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