白山も山肌が斑になり夏間近かと感じられる。

山肌が斑になった白山
今年もサンコウチョウの季節がやってきた。冠羽があり、丸い目、ブルーの太く丸いアイリング、青っぽい嘴が特徴である。繁殖期のオスは、中央尾羽の2枚が非常に長く、他の2.5倍程あるのが特徴である。林内を飛び回り、「ジージー、月日星、ホイ、ホイ、ホイ」と鳴いて、縄張りを主張する。去年6月4日に、メスの写真とともに、ピントの良くないオスを報告した。

サンコウチョウメス (2020-6-4)
メスも、オスに似た声で鳴くことがある。

大きく口を開けて鳴くメス
それ以来、ピントのいいオスの写真が課題になっており、この時期、私の努力の大半は、サンコウチョウに費やされる。とはいっても、いい写真が撮れるわけではない。何せ、相手は、高いところ、それも杉木立の上などを飛ぶ忍者のようなものである。
今朝、刈安山で、木立の上を飛ぶサンコウチョウを見つけた。写真はトンボが写っているかのようである。

木立から木立へ飛ぶサンコウチョウ
物影が動く杉の枝の中に、サンコウチョウだとは分かるが、写真とは言えないのが撮れた。

杉の枝に止まるサンコウチョウ
近くに来たので焦ってシャッターを切ったが、流れ像になってしまった。

枯枝に止まる個体を撮ったが、暗すぎる。

サンコウチョウ
少し明るい所に移動したので、やっと撮れたが、後ろ向きである。


後ろ向きのサンコウチョウ
待つこと、10分ほど、横向きに止まっているのを見つけたが、今度はピンボケ。

焦ってはいけない。やっと1枚だけ、まあまあのが撮れた。恥ずかしい写真ばかりお見せしたが、今回はこれで勘弁してほしい。

サンコウチョウ オス
また、明日から挑戦します。
庭には、ホシミスジが飛んできた。例年より早い気がする。



庭に来たホシミスジ
午後に第2のフィールドに出かけてみた。サンコウチョウの数は少ないもののペアも見られた。ただ、突然目の前に現れたりして、シャッターも切れなかった。明日から出直しだ。ただ、ダイミョウセセリ、アサギマダラを見つけた。

ダイミョウセセリ

アサギマダラ