このところ異常に暑くもう夏本番のようである。ちょっと内容が古くなってしまったが、1か月ほど前ミヤコドリを撮影した日の帰りに千里浜に寄ってみると、沖合にカンムリカイツブリの群れが列をなして泳いでいるのが見えた。
列をなして海を泳ぐカンムリカイツブリ
何か相談しながら、それでも自分勝手にも泳いでいるようだった。
先頭が列の後続を気遣うカンムリカイツブリ
立派な夏羽が見事であった。
立派な夏羽のカンムリカイツブリ
ユリカモメもまだいた。
夏羽のユリカモメ
七塚の海岸に寄ると、浜を埋めるかと思うほどのミユビシギとハマシギの群れがいた。
浜を埋めるハマシギとミユビシギ
群れはよく見ると、ミユビシギとハマシギの二つの群れに分かれていた。ミユビシギが波打ち際に近い方、ハマシギは砂浜に集まっていた。群れの境目では両者が混ざっていた。
波打ち際のミユビシギ
砂浜のハマシギ
ミユビシギとハマシギの群れの境目
ハマシギが飛んでもミユビシギの大部分は波打ち際にいた。
飛び去るハマシギと残るミユビシギ
波打ち際に残り餌を探すミユビシギ
寛ぐハマシギ
浜にはウミウやウミネコ、セグロカモメなどもいた。
1羽だけで悠々と辺りを見回すウミウ
セグロカモメとウミネコ
さらに立ち寄った河北潟の水路にはハシビロガモがまだ残り、田の鳥がいなくなった水路や水を張った田の中で我が物顔で泳いでいた。
水を張った田で餌を摂るハシビロガモ
こう暑くなっては、流石のハシビロガモももう去ったに違いない。
ミユビシギは2月7日に上掲して以来の遭遇であった。本格的な夏がやって来る。