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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

木場潟、近くの溜池―オシドリ

 11月後半となり日の出も遅くなった。

             遅くなった日ノ出

 それでも少なくなったアキアカネがセイタカアワダチソウの花陰で朝の寒さを凌いで頑張っている。

        セイタカアワダチソウの花陰のアキアカネ

 マルバルコウソウも花をつけており、晩秋の今もまだ暖かい朝が多い。

           咲き残るマルバルコウソウ

 とはいえ、今朝は雷の音で目が覚めた。時雨の季節の始まりである。平年並みの季節の変化で冬の準備を始めなければならない。
 木場潟に行ってみると、10月桜か、狂い咲きか分からないが花をつけている桜が目についた。

              花をつけた桜

 梢には、オナガ(スマホの遠い写真)やモズが元気に飛び回っていた。


          梢のオナガ(上)とモズ(下)

 潟の周回路からはヒドリガモが陸で草を食べている様子、ミコアイサ(メス)、カンムリカイツブリ、カイツブリが他のカモ達の周りで潜水している様子などが見られ長閑な感じがした。

      陸に上がって日向ぼっこしながら餌を探すヒドリガモ



        水面を泳いだり、潜ったりして餌を探す
    ミコアイサ(上)、カンムリカイツブリ(中)、カイツブリ(下)

 少し風が強かったが、カモ達はその種類によって好きな場所に集まっているように思えた。



 マガモ(上)、カルガモ(中)、オナガガモ(下)と別れて群れを作るカモ達

               オナガガモ

 マガモは潟の北東側、中央部西側、カルガモは中央部東側、オナガガモは北西側に固まっていた。潟の深さや生えている植物などに依存して餌の摂りやすい所に集まるのであろうか。
 帰りに憩いの森に寄ってみたが、カモの種類は少なく、コガモ、ハシビロガモが少数いただけであった。


                コガモ

               ハシビロガモ

 地元の丘陵公園を覗くと、ボート池にマガモやカルガモに混ざってオシドリが来ていた。




             ボート池のオシドリ

 1羽だけであったが、陽光を浴びて鮮やかな毛並みを披露していた。



          綺麗な色彩を見せながら泳ぐオシドリ

 しばらく滞在している模様である。

 暖かさに誘われたキチョウが飛ぶ中、クロコノマチョウも姿を見せた。

           姿を見せたクロコノマチョウ

 地元で見たのは初めてであったが、鳥友さんのアップにもあったように、全国的に分布を拡大しているようである。
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