NASAのネイサンにSLIMが見つかった

NASAのLROが日本の月着陸船を発見
ゴダードデジタルチーム
2024年 1月 26日
記事
2024年1月19日午前10時20分（東部標準時間）、JAXA（宇宙航空研究開発機構）の月調査用スマート着陸船（SLIM）が月面に着陸した。 5日後、NASAの月偵察オービター(LRO)宇宙船が着陸地点の上空を通過し、SLIMの写真を撮影した。
NASA の LRO から撮影された月面の白黒画像。JAXA の SLIM 着陸船である白い点が示されています。
NASA の月偵察オービターは、2024年 1月 24日に月面にある JAXA (宇宙航空研究開発機構) の SLIM 着陸船の画像を撮影しました。SLIM は南緯 13.3160 度、東経 25.2510 度、高度マイナス 912メートル。 画像の幅は 880 メートル で、月の北が上になります。 (LROC NAC フレーム M14607392143L)
NASA/ゴダード/アリゾナ州立大学
LRO は高度約 80 km で画像を取得しました。 画像の左側にある明るい縞は、近くの比較的若い汐里クレーターから放出された岩石物質です。

日本は月面への軟着陸を成功させた5番目の国となる。

SLIM が月面に着陸する前後の 2 枚の月面画像の白黒 GIF。 右下に50mの目盛り線があります。 2枚目の画像は着陸地点付近が若干明るくなっております。
この画像ペアは、SLIM サイトの着陸前 (フレーム M1254087075L) と着陸後 (フレーム M1460739214L) の周囲のエリアの LRO ビューを示しています。 エンジンの排気ガスが表面を掃くため、着陸船の周囲の反射率がわずかに変化することに注目してください。 これらの画像は 2 倍に拡大されており、幅は約 440 メートル です。
NASA/ゴダード/アリゾナ州立大学

月面上の SLIM 着陸船を示す合成画像。
ビフォーイメージとアフターイメージを分割した合成イメージ。 両方の画像で同じ特徴が消え、ロケットの噴煙による表面の明るさの変化が強調されます。 画像の幅は 880 メートル で、月の北が上になります。
NASA/ゴダード/アリゾナ州立大学
LRO は、メリーランド州グリーンベルトにある NASA のゴダード宇宙飛行センターによって、ワシントンの NASA 本部にある NASA の科学ミッション総局によって管理されています。 2009年 6月 18日に打ち上げられた LRO は、7 つの強力な機器を使用してデータの宝庫を収集し、月に関する私たちの知識に貴重な貢献をしてきました。 アリゾナ州立大学は、月偵察オービター カメラ (LROC) を管理、運用しています。

このストーリーの詳細については、アリゾナ州立大学の LRO Camera Web サイトからご覧ください。