猫と惑星系

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星間彗星2I /ボリソフの起源の探索

2019-12-24 20:14:47 | インターステラオブジェクト
星間彗星2I /ボリソフの侵入経路をさかのぼると90万年前にRoss573というマイナーな恒星から放出された可能性がある。連星系では無いので放出速度を得るメカニズムが無いとの事ですが、ガス惑星による複数回の加速スイングバイというご都合主義で良いのではないか。以下、機械翻訳。
星間彗星2I /ボリソフの起源の探索
(2019年12月21日に提出)
2019年8月30日に2番目の星間物体2I /ボリソフが発見されたことにより、それが近くの恒星系から放出されたかどうかの疑問が生じます。ここでは、彗星のガス放出を説明する一連の力モデルを使用して、2018年12月までさかのぼる最近のデータと発見前のデータの両方に基づいて、2I / Borisovの漸近的な入力軌道を計算します。Gaia DR2の天体測量と動径速度から、740万個の星の銀河軌道を過去にさかのぼって、2I / Borisovとの密接な遭遇を探します。最も近い遭遇は、M0Vスターのロス573が90万年前に0.068 pcの間隔(0.053〜0.090 pcの90%信頼区間)で相対速度23 km / sで起こったものです。この遭遇は、最初の星間天体1I / 'Oumuamuaで特定された最も近い過去の遭遇より9倍近い。連星系または惑星系での3体相互作用による2I /ボリソフの放出は可能ですが、ロス573は連星の兆候を示さず、彗星がそのような大きな放出速度を達成する可能性は低いです。また、2I / Borisovが約10 Myrを超える場合、親システムを見つけることができませんが、他のいくつかの密接な遭遇を特定して議論します。
図1.十字でマークされた赤経(α)と赤緯(δ)
2I / Borisovの入ってくる漸近軌道の不確実性楕円(90%信頼領域)。 ラベルは、表1のJPLソリューション番号を示しています。


図2. Gaia DR2を使用した2I / Borisov漸近線ソリューション47の遭遇パラメーター(2000サロゲート)の分布
5162123155863791744(= Ross 573)。 上のパネルの青い縦線は、分布の中央値を示しています。


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