『半月板損傷』は、年代によって、損傷理由・軟骨破壊の内容などが、明らかに違ってくる。
2019年12月07日 06時57分39秒
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外傷治療を専門とする柔道整復師の小野卓弥です。
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半月板って、ご存知ですか?
読み方は「はんげつばん」です。
太もも(太腿)の骨と、ふくらはぎの内側の骨(脛骨:読み方は、けいこつ) ▲
この2つの骨にはさまれた(挟まれた)軟骨(なんこつ)です。
軟骨なので、70%以上の水分とコラーゲンで出来ています。
重力の影響をまともに受けて、変形しやすい場所です。
年齢を重ねれば、変形してくる確率が、とても高くなります。
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しかし、若い:幼い年齢でも
変形によって、太ももの骨と下の脛骨の正しい位置ではないところに
半月板が挟まれてしまう障害があるお子さんがいます。
この、はさまって(挟まって)しまう現象をロッキングと言います。
生まれつき、そういう形になってしまっている人と
(先天性=せんてんせい:と言います。)
負傷によって、そうなった人が存在します。
こちらは、後天性=こうてんせい:と言います。
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半月板は、変形しやすい部分です。
切れたり、傷ついたり、はがれたり、割れたりします。
身体の中でも最も変形しやすい場所の1つです。
そんな風に壊れてしまったところが
本来の正しい位置ではないところに出てしまうと
挟まって(はさまって)しまったり、痛くなったり
動きにくくなったりするんです。
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半月板は、挟まった状態になると
膝(ヒザ)を伸ばすことも曲げることも出来なくなってしまう場合が多いんです。
これが、ロッキングの典型的な状態です。
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若い年齢の方でも
なぜ???
年齢を重ねた方と同じ症状=ロッキングしてしまうのか??
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若い年代の方の半月板ロッキングと
年齢を重ねた方の半月板ロッキングは
原因が違うんです。
年齢を重ねると、全ての軟骨の水分は少なくなります。
柔らかさも無くなってきて、低下してきます。
みずみずしく(瑞々しく)なくなるんです。
非常に乾燥した状態になる。
だから、バサバサしてきて
傷つきやすく、壊れやすくなってしまうんです。
それが原因で
半月板が割れたり、挟まったり
膝を曲げ伸ばししにくくなったりするんです。
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若い年代の方々の半月板損傷は
① 膝を捻った(ひねった)。
② 膝を打った。
③ 膝が不自然な角度や態勢で、仕事をしたり、スポーツをした。
▲
この感じで、ヒザ(膝)に負担がかかったことで
半月板が傷ついてしまうことが多いんです。
この時に、意外にも検査でも見逃してしまうことがある。
当初、内側の靭帯(じんたい)や十字靭帯(前と後ろの2本ある。深い部分の靭帯)だけに注目して
半月板の検査自体していない時があるんです。
膝を負傷した場合には
半月板の検査は必ず行なわなくてはいけません。
科学検査でなくても
手による運動検査で
意外にも、すぐに分かることが多いです。
ヒザ(膝)を負傷したり、痛めた時には
必ず!
医療機関側に、半月板の検査もお願いしましょう。
小さな故障が積み重なって、大きな障害が生まれてしまう、典型的な場所と負傷でもあるので
蓄積(ちくせき)された原因があるのか、というチェックも必要ということなんです。
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半月板の徒手(としゅ)検査は、運動テストが非常に重要です。
触っての検査や
見た目=視診では、負傷の状態は
ほとんど分かりません。
問診と運動テストが、極めて重要なんです。
この様な徒手(としゅ)検査をしっかりと行なって
その後に科学的な精密検査を行なうと、早期に良い治療を受けることが出来る可能性が高くなります。
どうか、ご記憶くださいませ。
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▼
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▼
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