いつも記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
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★親指は、小指側の神経でも動くということをご記憶ください。
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人間の、肘（ひじ）から手首の間を
前腕（ぜんわん）と呼びます。
この前腕に、運動の命令を出す神経は
３本あります。
１:親指側の、橈骨神経（とうこつしんけい）
２:中指のライン（腕の真ん中）にある正中神経（せいちゅうしんけい）
３:小指側にある、尺骨神経（しゃっこつしんけい）
この３つの神経で、指先までの動きをコントロールしているんです。
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そもそも
・親指側の骨は橈骨（とうこつ）
・小指側の骨は尺骨（しゃっこつ）
という名前であって
▲その上を走る
▲身体の真ん中のことを正中と呼ぶ
という由来から、それぞれの名前がついています。
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指は、その根元にある神経の命令を受けて
日々、運動をくり返しています。
基本的に、全てそうなのですが・・・・
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写真をご覧ください。
ジャンケンの≪パー≫の形。
ここから、親指を人差し指に近づける動きのことを
≪内転≫
と言います。
親指の≪内転≫は、親指の真下から直結する神経である
橈骨神経（とうこつしんけい）の命令によって動いてはいません。
★親指の≪内転≫は、小指の真下から直結する神経である
尺骨神経（しゃっこつしんけい）の命令によって動いています。
この働き：内転をする筋肉は
拇指内転筋（ぼしないてんきん）と言います。
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親指の≪内転≫が、上手く機能しなくなってきた・・・
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拇指内転筋（ぼしないてんきん）は
意外に目立たないですが
非常に故障しやすい筋肉です。
１:小指側の神経のエラーであるということに、医療者も気がつかないケースが多い
２:驚くほど、関係する腱の部分が
完全断裂しやすい場所である
このような特徴があります。
スキーをおこなう時に、このような負傷が多いので
★スキーヤーズ･サム（サムは英語で親指）
さらに、腱の下でじん帯の切れた部分が挟まった（はさまった）状態になることを
★ステナー障害・ステナー損傷
このように呼びます。
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実は、私：小野卓弥自身が
左のステナー障害を持っていて
日常生活にも、１５年前から支障をきたしています。
完治はしないので
「付き合っている」状態なのです。
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しかし、早期発見と真摯な対応をしていれば
また違った人生と生活であったのかも知れません。
なるべく、あなたには、その様な思いをして欲しくない。
その様に考え、仕事にフィードバックしているわけです。
色々な動きを行なう親指の動きの中で
独特の動きと意味を持つ、内転機能。
その意味を知ることは、あなたにとって
もの凄く大きな意味を持つことなのです。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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