4/3(火)
キャミックというところでMRI検査を受けました。
ココは獣医さんからの予約のみ受付でMRIとCTの検査のみを行う検診センターです。
千葉と練馬にありますが大型犬は撮影部位によっては練馬でないとできない場合があります。
ベルも先生同士でお話していただいた結果練馬の方が良いということで練馬へ行くことになりました。
平日の朝ですし、
だし、渋滞が心配で早めにでることにしました。
そうしたら混んではいましたが大した渋滞でもなくいいペースで走り1時間前に着いてしまいました
「早すぎてすみませ~ん
」少し待たせてもらうことにしました。
ベルも元気に入って行きました。これから何があるか知りもせず・・・。
待合でニコニコさんのベル
* * *
それほど待たずに名前を呼ばれました。
「ワンちゃんだけお預かりします」とベルは違う部屋へすたすたついていきました。
私たちはまず問診から。
予め先生から症状など伝えてもらっているのと今までの血液検査の結果や病歴みたいなものを書いていただいたのでそれをお渡しし、いつ頃からか、どういう症状だったとか詳しくお話しし、説明などを受けました。
そして同意書にサイン。
* * *
別室でベルが吠え始めました。
ケージに入れられてるのかなと思ったら隙間から見えたのですがつながれているようでした。
そして独りぼっちになると吠えて、お姉さんたちになでてもらうとなきやんでの繰り返し。
先に検査して麻酔が切れてきた甲斐犬も鳴き始めました。興奮しているようでした。
ベルも負けずに吠えてます。
「わんわん!あう~ん。バウバウ!!ふいぃ~ん。。。」時々切ない声
ルルちゃんのように鳴き過ぎてハスキーボイスになっちゃうかなと思いました
* * *
ベルはまず血液検査。
腎臓や肝臓など異常がないか検査します。
すべて正常値でした。
神経学的検査もやはり右前足が鈍いということで、撮影部位が頭部(脳)と頚部に特定されました。
そして麻酔
ベルの声が聞こえなくなりました・・・。
* * *
MRI検査が始まりました。(飼い主は見ることができません。)
しばらくして胸の辺りにヘルニアがあるので胸も撮影した方が良さそうですがどうしますか?ときかれました。
それはもちろんお願いしました。
それと腰のほうも一緒に撮影しますか?と聞かれ「それならば」とお願いしました。
結局脳・頚部・胸部・腰を撮ることになってしまいました。
* * *
待っている間、予約らしきワンちゃん2組と急患らしいワンちゃん2組・・・。
具合の悪い子が多いんだな~
みんながんばるんだよ~。
* * *
声が聞こえなくなって何時間経ったかな~?
2時間近く経ったのかな?
先ほど問診した部屋へ呼ばれました。
撮った画像を見ながら丁寧に説明していただきました。
4箇所撮ったので画像もいっぱいでした。
これは一部です。
* * *
結果は疑わしかった頭部・頚部には問題はありませんでした。
脳は年相応に老化はしているものの萎縮や水が溜まることもなくきれいでした。
頚椎の椎間板もみずみずしく白く写っていてこちらもきれいでした。
問題の胸と腰の位置の椎間板が硬く黒く写っており、何箇所か突起していました。
椎間板ヘルニアです。
でもそれほど重症ではなく、痛みもさほど出ていないようです。
胸の位置のヘルニアが前足の麻痺に関係してるかも知れないということでした。
ほかに腫瘍などは見つかりませんでした。
後から聞いたのですが腫瘍の多いレトリバーなので脳の腫瘍も疑っていたというお話しでした。
ということで『老化』による椎間板の変性で脊髄を圧迫しているようでした。
大変ご心配おかけしました。
老化は止めることができないですがこれからは老化の速度をゆっくりにできるように上手に付き合っていかなくてはと思いました。
段差を極力避けることとフローリングなどで滑らないように気をつける、それに程好い運動!
* * *
お会計を済ませ先生に渡す資料を受け取っていると、チリチリン
ベルの鈴の音
ベルちゃん帰ってきました~
でもまだふらふら~
うまく歩けましぇーん
それでも待合に座ってたお姉さんにへらへらご挨拶。
車に乗っても座り方わかんな~い
よしよししながらなんとか座ってもらいました。
ぼ~っ
べーちゃんがんばったね
エライエライ
チュッチュッチュ~
あぶないので私が後部座席に座りシートベルト代わりにおさえて帰りました
途中燃料切れになったわたしたちはベルに失礼してコンビニおにぎりを食べました
* * *
ベルパパの実家によって顔みせがてら少し休ませてもらいました。
そして先生のところに報告に。
少し目覚めてきた
結果はキャミックからも連絡が入っていたので話しは早い。
もらってきた画像を見て今後どうしようという話。
今すぐこの処置をしなくては!という問題ではないので日ごろの生活で気をつけることは気をつけて適度に動かして・・・
今日のところはビタミン剤だけもらって様子を見ることにしました。
神経に良くてもおしっことの兼ね合いもありますので。
あとはできるだけ大好きな水泳に連れて行ってあげたいです。
それと何かおうちでできるマッサージなどのケアもいいかな。
レーザーもしてみたいけどおうちでできないから温灸とかもいいかな。
一日でも長く自分の足で歩けるようにしてあげたいです。
* * *
今日一日絶食だったベルちゃん。
夜ご飯の時にはほぼよみがえっていました
でもお腹がびっくりしてはいけないのでお腹に優しいご飯にしました。
フードもふやかしてキャベツに馬肉少々、すり人参におかか、それにサプリをトッピング
いつもよりいい匂いだったらしく大はしゃぎ
ゆっくりカミカミしてたべなしゃい
デザートはいちごちゃんよ
ゆっくり味わうように食べていました。
そのあとはまた爆睡
息をしてるか心配になるほどぐっすり寝ていました。
検査といえども全身麻酔。やはり負担は大きいですね。
結果を見て無理にやらなくてもよかったかなとも思いましたが腫瘍だったらどうしよう・・・ともやもや考えているよりは怖い結果でなかったのだからよかったのだと思うようにしました。
先生も思い切ってやって良かったですねとおっしゃってくださいました。
でも日々のチェックは今までどおり目を光らせてベルが辛くないように明るく楽しい老後になるようにしてあげたいです。
同じような悩みや心配事を持っているシニアワンのお友達
のお話しも参考にさせてもらいながら
一緒にゆっくり年をとっていこうね
皆さんあたたかい応援ありがとうございました