かぎしっぽのベル☆belle

土手で泣いてた仔猫のベル。いつしか我が家の一員になりました。猫とときどき勉強。ベルとおねえちゃんの日常。

胃カメラレポート 〜胃カメラからのDisney〜

2021-04-18 06:27:29 | 徒然なるままに

昨年胃のレントゲン検査で、

胃穹窿部胃ポリープ、D判定、

一年後に要検査の診断をもらう。

そもそも診断が読めない

 

D判定?!大変じゃない、

すぐに再検査すべきよ!と

方々からに言われるも、

一年後に要検査の指定だからと、

のらりくらりとやり過ごし、

先日今年早めの健康診断を受けてきました。

 

みんなに脅されていたのと、

昨年診断時にまだ受けたことがなければ

内視鏡診断を勧める、とあったので、

今年は胃カメラを選択。

 

初胃カメラ。

映画釣りバカ日誌の浜ちゃんが

胃カメラでのたうち回るシーンが

私の胃カメラ知識のすべて

大変緊張して臨みました。

 

検診は朝750受付開始。

朝が早いことにも驚き!

 

いつもより空いている検診センター、

看護師さんの胃カメラの問診からスタート。

 

質問に答えてていき、

「鼻と口どっちにしますか?」と言われ、

「どっちが楽ですか?」と聞くと、

「どっちも辛いですけど、どちらかと言うと鼻のが楽という人が多いですね。」と。

 

辛い宣告も明るくてむしろ清々しい!

 

「あははは、それじゃあ、鼻で」と答え。

「女性の場合、鼻の穴が小さすぎると入らないこともあるんですが、そのときは、口から入れますか?それともバリウムに切り替えますか?」

 

(バリウムでNGが出てるのにバリウムやっても無意味なので)

 

「うー、そのときは口からでお願いします。それでもダメだったら中止でお願いします。」

 

「はい、わかりました。時間は10分くらいなので、とりあえず今年やってみて、どうにも辛かったら、全身麻酔が使える施設でやってみてください、ずっと楽ですから。」

 

「それでは!後ほど!胃カメラ室でお会いしましょう!がんばりましょう!」

 

あ、明るい!戦場で励まされた感じ。

 

そして、そこからは、

通常通りの検査を一通り受けました。

対応の素敵な看護師さんが多くて素晴らしかった。

 

採血のビシバシまつげの看護師さん、

「うーん、どちらの腕も血管細いわね。

グーパーグーパーしてみて!

よしこっちで行きましょう!

大丈夫大丈夫!

出は悪いけどちゃんと取れてるから。」

 

外国人の看護師さんもちらほら。

時代が変わったなぁ。

日本語も流暢だし丁寧。

 

こちらはレントゲンに人数いっぱい?!

新任研修かしら?

 

聴力もエコーも一日中暗い職場で、

大変だなぁなんて思いながら受診。

 

しかもみんな手際がいい。

通常検診はサクサク終わり925

 

最後が胃カメラ。

初心者には大変ありがたい配慮。

何分待ったかな、ここは少し待ち時間あり。

 

待ちながら、

 

「胃カメラお疲れ様でした」

と声をかけられる人が見えたのですが、

 

無言。

 

鼻元を押さえ、

地獄を見てきたかのような表情。

 

うわぁ、、、

凄いものを申し込んじゃったなと思う私。

そうこうする間に、

 

「胃カメラ室ご案内します」と言われ、

別のフロアに移動、待合室で待っていると、

 

「大丈夫ですか?」

「少し落ち着いてから戻りましょうね」

「何かあったら受付の方に声かけてくださいね」

 

検査が終わって抱えられてやってきた方、

無言。

 

つ、辛そう

そんなに辛いの?!緊張する。

 

いよいよ私の番のご案内。

看護師さんについて行く道中、

「胃カメラはじめてですか?」

「はい」

「ですよね、緊張感が伝わってきます」

 

前処理室に着くと、

「今日の先生はうまい先生なので、5分もかかりませんよ」

(あ、5分短縮された!ラッキー笑)

(明るくていい励ましだなぁ)

(しかし下手な先生に当たったらどうなるんだろう汗)

 

「はい、こちら飲んでください、泡を消します」

白い液体を3㎝くらい飲む。

 

「鼻に麻酔をかけますね」

鼻に何か突っ込まれぐりぐりと

インフルエンザ検査と似てるけど太さが違う。

 

「鼻の穴が小さいですね、どっちかなー、左でいきましょうね。止血と鼻を広げる薬を入れていきますね」

 

「うぐっ!」

えらいこった。

 

鼻に何かを突き刺され、

時間を置くことに。

あぁなんてことだ。

 

そしてとうとうその時がきた。

「こちらのベッドに左向きで寝てください」

「頭を動かすのが1番危険ですから、何かあったら口で言ってくださいね」

「鼻からなのでお話しできますよ」

「はい、それでは始めますね」

 

どうなるんだろう目をつぶり、

鼻からカメラが挿入されるや、

 

「う、ゔわぁーー」

地を這うような声がでる。

喉を通過するところが1番おえってなる。

 

「ゔわぁーー」

「ここが1番辛いところですから、がんばりましょう」

 

「ゔゔわぁーー」

「声は出してていいですよ」

 

「ゔぁぁぁーー」

「つばは飲み込むとつらいですから、そのまま垂れ流してください」

 

「はい、うぁあぁーー」

「緊張すると余計辛いので、力を抜いて大きく呼吸して」

 

「ぉおきくごきゅぅあーーー」

 

あー、なるほどー!

うわーダイビングみたい。

深く呼吸すると楽になる。

 

「ゔぁぁぁーー」

 

ずるずるカメラ入ってるのに、

深呼吸すると楽だ。

涎も垂れ流しの方が楽。

まぁえらいこっちゃ。

ひどいもんだ。

 

そんなこと考えながら、

目を開ければ画面に

綺麗な内臓が見えています。

ピンク色だなぁ。

んー悪いとこあるんだろうか?

きれいじゃん。

 

「ゔぁぁぁーー」

「カメラ抜けていきますよ、もう少しですよ」

 

あーあと少しかぁ。

「はい、終わりです。唾は受け皿に出しちゃってください」

「このあと先生からお話がありますよ」

 

あー、終わったぁ。

「想像よりは辛くなかったです」

 

先生が写真を見せてくれ、

「ほっといていいポリープです!」

「ここに見えますか?この小さいやつ」

 

「はぁ、これですか?(見えない)

「あともう一つあったんだけど、ほっといていいやつです」

 

「よかったです。じゃあ来年はバリウムでいいんでしょうか?」

「胃カメラやっちゃった方が早いです!」

 

まぁそうだよな。

良くしてくれた看護師さんも、

 

「バリウムだと(また引っかかって)

どうせ胃カメラやらないといけないので、

胃カメラのがいいですよ」

と帰り際に。

 

想像よりは辛くはなかったけど、

それでもやっぱり辛いよなぁ。

 

いや、バリウム飲むのも辛いし、

胃カメラの方が楽か?!

 

いやいや、大変悩ましい問題だ

来年まで気長に考えよう。

 

元気な人には胃カメラも勧められるけど、

病気で弱ってる人にはとても勧められない。

 

そういう場合は辛い思いしないように、

全身麻酔で、自分ではわからないうちに

胃カメラ検査してもらうことを勧めたい。

 

元気があって怖いもの見たさ、

社会科見学好きはぜひ、

呼吸法を試しつつ胃カメラチャレンジを!

 

検診が終わったのは10時。早い!

 

早いけれども、

検診の日はいつも辛いので有給休暇。

じっくり療養。

 

受付でお茶を飲んでもまだ10時半。

 

そんなわけで、

昨日ふんわり温めていた計画を実行。

検診からのディズニーランドへ!

 

そんな元気あるかな?と思ったのだけど、

案外元気!

バリウムよりも全体ダメージは少ない。

 

さぁ!当日券でおでかけたぁ!

つづく



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