どうして私は古カメラが好きなのでしょうか?
そんなわけで、私の初めての古カメラといえるカメラは、キャノンのニューキャノネットQL-17だった。
早速試写して、0円プリントから帰ってきた写真を見てその写りに驚いた。
別にそんなに写りには期待していたわけではなく、ただ、高級コンパクトカメラと同等スペックのものを安く手に入れた、という感覚でしかなかった。
何に驚いたかというと、その解像力と立体感。夕方、公園で子供を撮った写真。恐らく絞りはF4くらいだろう。背景がきれいにぼけて、ピントが合ったところが浮き立って見える。足元の石のツブツブがきれいにはっきりくっきり!
こんなに古いカメラなのに何故?と感動した。
室内で撮った子供の写真。サンルームでミニカーに囲まれて、そのうちの1台を自慢そうに手に持って僕に見せている。
絞りは開放付近。やはりバックがきれいにぼけて。それよりこの写真で感動したのは、子供の肌の質感描写。フラッシュなしで、自然光で撮るとこんなんだ!
この2枚で僕は「中古の国産大衆レンズシャッター機」というものに興味を持つようになった。特に1960~80年位までのものに。
1台だけ遊ぼうと思っていたのに、他にも何かおもしろいものがあるのでは・・・と。
何故中古の国産のレンズシャッター機で1960~80年位までのものかというと、安く、高スペックで、レンズがいいから。
これより古いカメラだと完全マニュアルカメラが多くまだ使える自信がないし、新しいカメラだとフラッシュがついてしまったお陰というかなんと言うか、明るく性能のいいレンズが不要になってしまったので、レンズがショボくなってしまっている。
このニューキャノネットQL-17でしばらく楽しんだ僕だが、使い慣れた頃になんだか知らないがムズムズしてきた。手に入れそこなったヤシカエレクトロ35CCのことが気になり始めたのだ。あれはブラックボディでミノルタCLEに似ていてかっこよかったなあ。
どうやらこのころ中古カメラウィルスに感染してしまったようだ。
続きはまた・・・。
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(写真)
保育園のお迎えの帰り、ちょっと寄り道して、元安川の川原におりてみた。息子Tちはここが大好き。大分暗くなってきて、対岸のネオンがいい雰囲気だったので「チャッ!」
レチナⅢc×ローデンシュットックヘリゴン50mm/F2
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この写真、いいですね~
水面に反射する街の灯、そして黄昏れるお子様。
ドラマチックです!!
ps.blogのほうリンクさせて頂きました!
ben's cameras のトップにリンクを作りたいのですが、なかなかできずにいます。
できたらそっちの方に全部いれようと思っています。
東京は楽しそうでしたね。