表紙を見て頭に中に「HELLO, VIFAM」が流れた御仁は居ないだろう(笑
イラストの船はどう見たって”ジェイナス”には見えない、見えた御仁は余程の想像力をお持ちと推察される(笑
冗談さて置き少年文学の決定版、ヴェルヌの十五少年漂流記、原題DEU ANS DE VACANCES「二年間の休暇」です、
カバー・・・ボロボロです、購入後数年の間に、かなり読み込んでおります。
サックリ読むなら1時間ちょっとあれば読み切れるので、JR利用して買い物に行く時は常のカバンの中に納めています、
内容は今更取り立てて書くまでもないですな、小学校の図書室にゃ必ず置いてあるし、本好きなら一度は読まれたでしょう。
同じ少年達の遭難を題材にしたウィリアム・ゴールディング作『蠅の王』(はえのおう、原題:Lord of the Flies)に比べりゃ、
少年達の置かれた立場、環境は真逆と言えましょう、尤も、「蠅の王」は時代背景も遭難に至った経過も、
又、作者の意図する物も、十五少年とは全く異なったものですからして、比較するって訳には行かないですね、
しかしながら、遭難時に十五~の方は物資が十分に有ったのに対し、蠅~の方は何も無い状態・・・
当座の食糧、銃や生活必需品が無ければ十五少年もどうなって居た事やら・・・
さて置き、大雑把に言わせて頂けるなら・・・「蠅の王」は読み終えた後ブルーになっちゃいました(苦笑
読み終えて1年以上経ちますが、再度開いた事は無いです、もう1年したら若しかしたら読み返すかも(^^;
ともあれ、十五少年漂流記はお奨めであります、是非一度お手に取って見て下さいませ。