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「キャプテン・マーベル」観てきました!【ネタバレなし編】

2019年03月15日 | 映画感想文
ミステリアスアクションってどういうことだろう?と思っていたら、冒頭のシーンが伏線としてなっていて、中盤のどんでん返しでまさかの裏切り方、あ~そういうことかっていう、マーベルには珍しくまさかにミステリー小説の脚本でした。

登場人物は限られていて、クリー人、スクラル人、地球人が絡み合う物語で、スクラル人は完全擬態能力があるため誰にでも変身できます。それが今回の映画のフックでもあります。つまりは、地球に潜伏すれば、地球人全てを疑わなければ誰が本物か見抜けない構図。しかし、主人公のキャプテン・マーベルから、深い記憶までは擬態できないので、会話をすれば新しい記憶しか持っていないので見抜けるコツはそこ!だと教えてくれます。

それに加え、冒頭から主人公の記憶の欠損、しかし地球で何やら生きていた記憶の断片はある。クリー人のはずがなぜ地球での記憶が? その記憶の欠損を巡る物語になっており、記憶を取り戻した時、彼女はどうなるのか、それが今回の山場であります。

そして、何よりフューリーの若かりし頃が事前予告でも出ていた通り登場しますが、まさかキャプテン・マーベルと最初から最後までバディー関係で行動を共にするとは思っていなかったので、ここまでフューリーがフューチャーされる作品も今までなかったので、新鮮で面白かったです。アベンジャーズ以来のコールソン(スピンオフドラマでは登場してますが映画では7年ぶり)が登場して、素直に「おかえりなさい」と思いました。

結論としては、

キャプテン・マーベル誕生の物語であり、しっかりアベンジャーズとの繋がりも描き、「インフィニティーウォー」のポストクレジットのポケベルの意味もちゃんと明かしてくれますし、なぜ四次元キューブ(スペースストーン)が地球にあったのかの謎もようやく明かされます。フューリーの左目に眼帯を付けることになった理由もちゃんと描いてます(笑)

そして、今回のエンディング中盤で、「エンドゲーム」に繋がるかなり重要なシーンも挿入されていますので、最後までお見逃し無く!

ミステリー要素が物語の面白さに直結するタイプの映画は、ネットでネタバレ情報が上がる前に観に行っておいたほうがいいと思います。日本の映画みたく、全員容疑者っていう前振りをしなくてよかったなと思います。




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