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レンタルショップで観たレアな光景

2006年03月21日 | ちょっとした小噺
過去に語ったかもしれませんが、僕が一番怖いと思う(まぁ種類にもよるけど)忘れ事と言えば、レンタルビデオの返し忘れ!


何度か夢に見て、めっちゃ怖い思いをした経験があるくらいあれはやっちゃいけないだろう、と。

だから、CDなりDVDをレンタルしても、すぐに返すようにしてます。一週間レンタルしても、忘れたらあかんから長くても二泊三日くらいで返してしまう。

そんな僕が、昨日、息抜きにレンタル屋に行ったわけです。

んで、新作の邦画を借りようと思いながら、いろいろ「これもない、あれもない」と物色してた時です。


レジの近くという事もあって、女店員と二十台前半くらいの男との会話が聞こえてきたんですよ。女定員は結構はっきり言うタイプで、客の事を敬う気はないタイプです。所詮バイトだし系。延滞青年は大学生っぽい格好で、どこにでもいそうな感じ。

店員「本当は、延滞料金で計算しますと、何十万となっているわけですよ」

な、な、な、何十万!?

ま、まさかこれ、延滞か? と聞く耳をさらに鋭く立てました。

店員「でも、うちの方針では、定価で買い取ってもらうというのが決まりでして」

延滞青年「いくらですか?」

店員「えっと、これは……、6800円です」

延滞青年「これ返すんで、もっと安くならないですかね?」

店員「あのぉ、うちはもう全てDVDに移行したんで、ビデオテープはもう返されても意味ないんですよ。あなたしか借りてないので、うちとしては全く利益ない状態なんで」

延滞青年「定価支払えば、プラスマイナス0じゃないですか?」

店員「うちは、店長の方針で、定価の八割を払っていただくんで、二割分損することになるんですよ。はっきりいって何十万払う所を八割という価格にしているんで、買い取ってもらわないとうちは困るんですよ」

延滞青年「あぁ……、はい」


それで、レジで店員が打ち込んで、「6800円になります」という声が聞こえてきたら、他の客もそりゃ見ますよ。「何してん!?」ってなりますよね、そりゃ。

で、サインと印鑑まで必要だという事を知った。

「うわぁ、怖いなぁ」と思いながら、しばらくレジ付近はし~んですよ。みんな空気を読んでかどうかは知らないですけど。


正直、定価で買うには高すぎるとか、一回観たいだけっていうので、レンタルシステムがあって、借りるわけですけど、定価支払ったらレンタルする意味ないじゃんって思いますよね。ほんま、忘れてたって、そりゃ延滞青年が悪いんですけど、あの女店員の怒り口調というか威圧的な対応もちょっとイラっときました。以前にも、客と普通に喧嘩してたし。他の客に迷惑やっちゅーねん。

でも、ほんまにいると思ってなかったんで、ちょっと貴重な体験をしたというか、改めて延滞はしないでおこうと思いましたね。本当に延滞料金はユーザーにとっては、意味のない金なんで、勿体ないという気が起こるし。
















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