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映画感想文 Vol.33 「パイレーツ・オブ・カリビアン」

2005年12月11日 | 雑記
パイレーツ・オブ・カリビアン
-呪われた海賊たち- (2003) 
★★★★★★☆☆☆☆



最近、ジョニーデップが大忙し、という事で、今回は一年前に見たコレをチョイス。

これはDVDで見たんですけど、正直に言えば、映画館で見たかったなぁというのが、見終わった後の感想でした。

前にも言いましたが、映画館で見ないといけない映画があって、これはその類に属すものでした。それは迫力であり、音響であり、世界によりのめり込むにはやはり映画館で見た方が断然よかったと家で見ていて感じましたね。

ストーリー的には、それほど「すごい!」というほどのものでもなかったです。展開が少し読めましたし、「あぁ~やっぱり」という感想が所々にあって、ちょっともったいないかなと。

でも、キャラクターでは、ポイント高かったです。
というのは、主人公のジョニー・デップがとにかくかっこよかったです。

最初、見る前に、どうせ何もかもこなせる完璧な船長っていうイメージを抱いていたので、そのイメージを崩されたのが後々よかったですね。キャラ的にはかっこい振る舞いをしているんだけど、どこか抜けていておっちょこちょいで、すぐ捕まってしまう。おいおい大丈夫かよ……とつい同情したくなるほどで、いつしかそのキャラにハマってました。でも、決める所はちゃんと決める。やる時はやる男なんですよ。

よく似ているのが「ルパン三世」のルパンですね。大泥棒で、すご腕なんだけど、いつもどこか抜けてる三枚目を突き通してる。でも肝心な所はマジでやってちゃ~んと決める! そこがかっこいいですよね。

多分、何もかも完璧にこなしてたら愛着も沸かないと思いますし、逆に嫌いなキャラになってしまうと思うんですよ。学校にもいるでしょ? エリートの出来杉君みたいなキャラって女にはモテるかもしれないけど、男からは毛嫌いされる。でも、どこか一つでも間抜けな要素を持ってるとか天然が入ってる奴って男からも好かれると思うんですよね。そこのキャラ設定はうまくやったと思いますね。

ていうか助演している奴らみんなジョニー・デップにキャラ負けしているように思えて、他ももっとがんばってくれればポイント高かったんですけどねぇ。なんかジョニー・デップだけ好感度が上がった作品という印象でしょうか。

でもまぁ全体的には悪くはなかったと思います。2時間半あるんですけど時間を期にせずあっという間に見終える事ができたし、まぁ平均点は稼げたかなという感じですね。これを映画館で見てたらもっと評価高かったと思います。残念でした。


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