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ハチクロ、サイコー!

2006年05月27日 | 雑記
ハチクロ、全て見終わりましたが、もう最高です!

青春の甘酸っぱさ、歯痒さ、そして恋愛のじれったさ、心をくすぐられるような感じなどがストレートに、しかも演出では直接的ではなく間接的に伝えてくるので、それがすばらしいです。

ラストのワンシーン、(ネタバレになるけど)、自分探しの旅で使った自転車の下に四葉のクローバー。

これは、自分探しをして見つけられなかった答えが、実はものすごく自分の近くにあったという事をあらわしてるんじゃないでしょうか。

幸せって探すものじゃなく気付くものだと思うんです。
旅に出て、孤独感を味わい、仲間と合えない寂しさを知った竹本。
そこで、〝いつもいるのが自然だった仲間〟と二ヶ月ぶりに再開する事で、改めて仲間の大事さ、好きな人に会いたい、一緒にいたいという気持ちが明確に見えてくる。

アパートでパーティをするラストのシーンで、幸せって実は自分の近くにあったんだよ、とその自転車と四葉のクローバーのワンシーンだけで伝えているのがすごいと思った。

それだけじゃなく、物語にたびたび出てくる間接的なセリフや比喩の演出が上手くてすばらしい。


自分の中の歴代アニメランキング首位は「フリクリ」だったんですけど、ハチクロでおそらく塗り換わるんじゃないだろうか、と思います。どーでもいい事ですけどね(笑)。でもそれだけ面白いという事を伝えたい。

アニメで泣いたのもおそらく初めてだと思います。

ていうか、アニメという見せ方をしているだけで、中身はモラトリアム&恋愛ドラマの秀作です。実写映画化するらしいけど、多分アニメには勝てない。あのテンションとノリは表現できないだろうし、少なくとも実写でリメイクするなら連続ドラマでないと中途半端になるし、消化不良になる。


7月から「ハチクロⅡ」の放送が決定したし、主題歌も前作と同じくYUKIとスネオヘアーで続投。文句なし。期待感充分です。


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