蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

14年

2020-07-02 00:25:00 | 徒然

gooでブログを綴って一昨日で14年が過ぎました。

ひとえにおいでくださるみなさま方のおかげ、深謝です。

gooブログの前身の、『簡単ホームページ』時は50代だったのに、いまや夫婦揃って齢70歳の高齢者。
恵比寿に引っ越したアンポンタン大バカ間抜け倅は、この7月で38歳になります。
少数精鋭主義的育て方をしましたが、少数アンポンタン大バカ間抜け倅じゃねぇ。
 
この14年の間に、55歳でみまかった大学時代の親友S君、幼少時から大学まで一緒だったベーゴマ仲間のH君。
60歳で逝ったやはりベーゴマ仲間のカシラのIさん。
仕事で付き合いのあった高校のクラスメートのD君は自殺。
 
S君の命日は7月なので、元Y新聞記者のG君と毎年2回夏と冬に錦糸町で『偲ぶ会』と称して飲んでいましたが、今年は無理かな。
 
三途の渡船場で大勢待っているので、錦糸町でコロナに感染し、G君とふたりして渡船場で乗船チケットを買うわけにはいきません。

千葉で高校教師をしていたS君は55歳で初婚。
結婚して3ヶ月後のある朝、新妻に『胃が痛い』と訴えて車で近くの大学病院へ送ってもらい、待合室で苦しんでいたところを看護師が優先的に診察を受け、じゃあ検査をと廊下へ出たところで倒れて絶命したそうです。
聴診器を当てた医者がヤブだった?
喪中のハガキを受け取ったG君と2人で唖然としたのを、つい昨日のことのように覚えています。
ベーゴマ仲間のH君にもお世話になっています。
こちらは50年以上前、推薦入学試験の前に『蟷螂ちゃん、さっきね』。
職員室へ行ったら数ⅡBの教師の机の上に問題集があり、そっと覗いたら赤丸がついている問題があり、記憶してきたと言って教えてくれました。
劣等生の蟷螂はわらをもつかむ思いで4問記憶して試験に臨んだら、なんと5問中4問がH君の教えてくれた問題ではありませんか!
おかげで夜間へ行った劣等生仲間を差し置いて、昼間の大学へ進学することができましたが、困ったのは進学先の学部です。
『数学ができるから農学部へ推薦する』と、担任が譲りません。
化学もそこそこ得意だったので農学部となったのでしょう。
今考えると最先端のバイオ学部ですが、当時は農大のイメージが重なり首を縦に振らなかったらとんでもない学部へ行かされる羽目に。
ま、人生は出会い、その学部へ行かなかったらS君ともG君とも出会いませんでしたから。

人生は明け方に見た一瞬の夢に似たあっという間の出来事。 

 
つかの間の
夢現に過ぐる一生は
喜楽少なく怒哀幕無し
 
        遅末
 
 
 
 
 
 

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