近所のスーパーでローストビーフを売っていて、手頃な価格なので蟷螂家ではよく食卓にのる。このところ体重が70キロを切る日か多くなり、少し気になっていたが、このところ持ち直してきた。一時80キロを超え、腰の痛みも(脊柱間狭窄症といわれている)半端なく、去年の2月には20年ぶりにぎっくり腰などになり、減量の必然性に迫られていたが、減ったら減ったで心配だ。蟷螂的には72キロくらいがベストだろう。お気に入りの三ツ揃いは余裕で着られ、この分だと不要になったスラックスを捨てる快感に浸れそうだが、心臓に疾患を指摘されて以降、体重減少に神経質になった。身長が175センチなので、適正体重は65キロか?学生時代は58キロだったから、80キロは肥満だろう。困ったのは腹の脂肪が落ちると皮がたるむことだ。皮を切って繋げれば、さらに締まる。もっともそんな美容整形並みの手術よりも先に厄介な問題が控えている。医者から伝えられた心臓弁膜症だ。いきなり弁膜症と言われ、手術しか方法がないと言われたら、誰しも呆然とし、生きた心地がしないはずだ。なにしろ相手は己のハツだ。それを切るなんて、夢にも思ったことはなかった。ただ、親父が心臓麻痺(いまではそういわないらしいが)で急死しているからある程度の覚悟はあった。あのとき刑事のいうように解剖をしていたら、親父の正確な死因がわかっていたはずだ。死体は次世代へのメッセージ、まぁ結核、男性の乳がんで、片肺と片方の乳房をとっているので、これ以上切り刻むのは忍びないといった母親の気持ちもわからないでもないが、運び込まれた浅草寺病院では解剖は無理だったろう。今日も親父は大相撲をテレビ観戦。鶴竜は負けていたと思ったのだが…
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