ー独り言ー    「gooブログ」

気の向いたときに・・

6歳未満女児の脳死判定、臓器提供へ 国内2例目

2014年11月24日 11時14分11秒 | 独り言




 朝日新聞デジタル 11月23日[日]21時34分配信


脳死の子ども[6歳未満]からの臓器提供の流れ


■日本臓器移植ネットワーク[移植ネット]は23日、

■順天堂大付属順天堂医院[東京都文京区]に入院中の

■6歳未満の女児が臓器移植法に基づいて脳死と判定され、

■臓器提供の手続きに入ったと発表した。

■脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は、

■2012年6月の富山大病院の男児以来2人目。


**********************************************************


■移植ネットによると、女児が脳死と判定されたのは23日正午。

■心臓は大阪大病院、肺は京都大病院でそれぞれ10歳未満男児に、

■肝臓は京大病院で10代女性に、

■腎臓は都内の2病院で成人男女に移植される予定。

■摘出手術は24日に行われる。

■膵臓[すいぞう]と小腸の移植は医学的理由で断念された。

***********************************************************

■女児は順天堂医院に病気で入院していたが「低酸素脳症」と診断された。

■脳死とみられる状態になり、21日午後2時42分、病院が移植ネットに連絡した。

■移植ネットはコーディネーターを派遣。

■家族は同日午後3時19分に脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。

■女児本人の意思表示はなく、治療を受けるなかで家族から

■「臓器提供ができるのか」と問い合わせがあり、

■事前に一般的な説明を3回計4時間受けていた。提供は父母ら親族6人の総意という。

■6歳未満だったため、2回の法的脳死判定は、通常の6時間でなく24時間以上あけて実施された。

■1回目は21日午後3時26分~同6時で、2回目は23日午前10時~正午だった。

■判定は院内の医師3人が行い、外部から専門医の派遣は受けなかった。


********************************************************************************

■15歳未満からの脳死臓器提供を可能にした10年7月本格施行の改正臓器移植法では、

■虐待を受けた疑いのある子どもからの臓器提供は認めていない。

■今回、病院は児童相談所へ確認した上、

■院内の虐待防止委員会でも虐待の疑いは無いと判断したという。

*********************************************************************************


■■両親は移植ネットを通じて「とても心の優しい子でした。■■

■■臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、■■

■■きっと賛同してくれると信じています」とするコメントを出した■■


■15歳未満からの脳死臓器提供は今回が6人目。

■1997年の臓器移植法施行後の脳死臓器提供としては296人目。


朝日新聞社





最新の画像もっと見る