朝日新聞デジタル 11月23日[日]21時34分配信
脳死の子ども[6歳未満]からの臓器提供の流れ
■日本臓器移植ネットワーク[移植ネット]は23日、
■順天堂大付属順天堂医院[東京都文京区]に入院中の
■6歳未満の女児が臓器移植法に基づいて脳死と判定され、
■臓器提供の手続きに入ったと発表した。
■脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は、
■2012年6月の富山大病院の男児以来2人目。
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■移植ネットによると、女児が脳死と判定されたのは23日正午。
■心臓は大阪大病院、肺は京都大病院でそれぞれ10歳未満男児に、
■肝臓は京大病院で10代女性に、
■腎臓は都内の2病院で成人男女に移植される予定。
■摘出手術は24日に行われる。
■膵臓[すいぞう]と小腸の移植は医学的理由で断念された。
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■女児は順天堂医院に病気で入院していたが「低酸素脳症」と診断された。
■脳死とみられる状態になり、21日午後2時42分、病院が移植ネットに連絡した。
■移植ネットはコーディネーターを派遣。
■家族は同日午後3時19分に脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。
■女児本人の意思表示はなく、治療を受けるなかで家族から
■「臓器提供ができるのか」と問い合わせがあり、
■事前に一般的な説明を3回計4時間受けていた。提供は父母ら親族6人の総意という。
■6歳未満だったため、2回の法的脳死判定は、通常の6時間でなく24時間以上あけて実施された。
■1回目は21日午後3時26分~同6時で、2回目は23日午前10時~正午だった。
■判定は院内の医師3人が行い、外部から専門医の派遣は受けなかった。
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■15歳未満からの脳死臓器提供を可能にした10年7月本格施行の改正臓器移植法では、
■虐待を受けた疑いのある子どもからの臓器提供は認めていない。
■今回、病院は児童相談所へ確認した上、
■院内の虐待防止委員会でも虐待の疑いは無いと判断したという。
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■■両親は移植ネットを通じて「とても心の優しい子でした。■■
■■臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、■■
■■きっと賛同してくれると信じています」とするコメントを出した■■
■15歳未満からの脳死臓器提供は今回が6人目。
■1997年の臓器移植法施行後の脳死臓器提供としては296人目。
朝日新聞社
脳死の子ども[6歳未満]からの臓器提供の流れ
■日本臓器移植ネットワーク[移植ネット]は23日、
■順天堂大付属順天堂医院[東京都文京区]に入院中の
■6歳未満の女児が臓器移植法に基づいて脳死と判定され、
■臓器提供の手続きに入ったと発表した。
■脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は、
■2012年6月の富山大病院の男児以来2人目。
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■移植ネットによると、女児が脳死と判定されたのは23日正午。
■心臓は大阪大病院、肺は京都大病院でそれぞれ10歳未満男児に、
■肝臓は京大病院で10代女性に、
■腎臓は都内の2病院で成人男女に移植される予定。
■摘出手術は24日に行われる。
■膵臓[すいぞう]と小腸の移植は医学的理由で断念された。
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■女児は順天堂医院に病気で入院していたが「低酸素脳症」と診断された。
■脳死とみられる状態になり、21日午後2時42分、病院が移植ネットに連絡した。
■移植ネットはコーディネーターを派遣。
■家族は同日午後3時19分に脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。
■女児本人の意思表示はなく、治療を受けるなかで家族から
■「臓器提供ができるのか」と問い合わせがあり、
■事前に一般的な説明を3回計4時間受けていた。提供は父母ら親族6人の総意という。
■6歳未満だったため、2回の法的脳死判定は、通常の6時間でなく24時間以上あけて実施された。
■1回目は21日午後3時26分~同6時で、2回目は23日午前10時~正午だった。
■判定は院内の医師3人が行い、外部から専門医の派遣は受けなかった。
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■15歳未満からの脳死臓器提供を可能にした10年7月本格施行の改正臓器移植法では、
■虐待を受けた疑いのある子どもからの臓器提供は認めていない。
■今回、病院は児童相談所へ確認した上、
■院内の虐待防止委員会でも虐待の疑いは無いと判断したという。
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■■両親は移植ネットを通じて「とても心の優しい子でした。■■
■■臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、■■
■■きっと賛同してくれると信じています」とするコメントを出した■■
■15歳未満からの脳死臓器提供は今回が6人目。
■1997年の臓器移植法施行後の脳死臓器提供としては296人目。
朝日新聞社