TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

他事かな

2013-09-08 21:02:17 | Talk to myself 2013

ここのところ調子が良かった車が入庫することになる。

 

ハンドブレーキとバッテリーのインジケーターが点滅を始める。

やがて点滅状態から点灯状態に・・・・。

車の入庫をしなければいけないのだが、

午前中は体調の悪いときに仕事を変更していただいた方、

午後は現在の取引先のお客様、

ともに大切なお客様です。

今日ばかりは仕事に穴をあけられない。

楽観的になって「大丈夫!!!」と言い聞かせる。

移動時間は絶えず電圧のチェックをする。

 

とりわけ午後の現場が終わり、

いざ整備工場へと向かう。

距離として25キロ、

なんとかなるさ~。

渋滞の少ない道を選びスイスイと走る。

まだいける。

井荻トンネルを抜けて、

春日町のトンネルを抜けて、

あと4キロというところで急に電圧が下がりストールする。

道の真ん中、慌てて車を押して脇によせる。

工場へと電話して事情を話す。

ジャフに入っていないしなぁ~。

最悪頼まないといけないと思いながらセルを回す。

エンジンがかかった。

300メートルぐらいのところにGSがある。

やっていてくれれば祈るばかり。

なんとかたどり着く。

 

「バッテリーの充電をお願いします。」

「エンジンかかっているから大丈夫でしょ。」

「オルタネーターがいかれているからやばい。」

「動いているじゃないですか。」

店員さんも状況が読めない。

数分やり取りしている間にエンジンが止まる。

「あと4キロ走ればいいから、1時間だけ充電してください。」

ようやく理解してもらえた。

 

ストールしたときには7ボルト切っていた。

完全放電である。

1時間後電圧は12ボルトまで回復する。

まぁなんとかなるさ。

支払いを済ませてとりあえず出発する。

 

工場に着くとすぐに整備士の片が見てくれた。

蓋をあけてびっくり、

オルタネーターのB端子に繋がる

ハーネス側の圧着端子がさびて折れていたそうである。

振動でネジが緩み、

ケーブルが震えだして耐え切れずに折れたようである。

まぁ珍しい症状である。

明日にはなんとか見積もりと仕上がり予定が出てくるはず。

 

自分の手足のような車、

ポンコツでも愛着は計り知れないものがある。

幸運は高速やトンネルで止まらなかったこと。

近くにGSがあったこと。

そしてGSまで走り切ってくれたこと。

相棒にとっては災難だったかもしれないが、

よくぞ期待に応えてくれたと褒めてやりたい。

感謝だよね。

 

明日からの予定が少し狂うのは仕方のないこと、

お客様には謝るしかない。


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