TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

1年の締めくくり

2011-12-30 10:16:18 | Talk to myself 2011

まだまだ勝手がわからないが、

昨日からの取り組みに結果が出る。

課題もまだまだ多い。

とりわけその記録です。

冷蔵庫で寝かした生地は膨らみもない。

そこで電気モーフにくるんで1時間ほど発酵を促す。

多分、冷蔵庫で寝かした生地は二次発酵の時に

膨らみがいいのではと推察するが真偽は不明です。

多くの方がされているようなので否定はしませんが、

現時点では充分な理解ができない。

モーフで温めてしばらくすると膨れてきました。

体積にしておおよそ1.5倍ぐらいかな。

ここで塩を少々入れるのを忘れたことに気がつく。

      

フィリングは巨峰の干しぶどうに水、ブランデー、砂糖、レモン、シナモンで仕上げる。

お酒だけのクドさは大人にはわかるが、

子供も食べることを考えると甘さ引き立つものにしたほうがいい。

残った汁気は紙に吸わせる。

生地のまとまりが良くなるはず。

    

二次発酵で容器スレスレまで膨らむ。

焼きあがった後、容器の口から少し横に膨らむぐらいがベストです。

すると金型の形が綺麗にケーキへと転写される。

オーブントースターの方が熱量がある。

天板の下に置いてあった網を外すと、

高さが確保できました。

これは嬉しいことでもあり下段に天板を入れて焼き始める。

生地を型に入れ込むときに生地が少し固かったのか、

水分は随分と減らしているので仕方ないことではあるが

底面に仕込んだアーモンドの配列が少し変わってしまった。

少し押し込んだにもかかわらず

焼きあがり後に1粒脱落してしまいました。

 

天板の位置を下げたことで

底の部分の温度が上がりました。

少し焼きすぎです。

生地の中央から上面にかけては

程よい焼き加減かと思います。

焼け焦げを気にした上面は

方から外すと底面になります。

こちらは焼きすぎでも構わないのですが、

逆に型の底面は上面になります。

ビスキーな感じであって欲しいのですが、

今回のように焦げてはいけません。

なかなか難しいところですね。

 

条件を毎回変えて焼成する。

本物になるにはまだまだ時間も労力も必要ですね。

      

回を重ねる度に色々な発見や気づきがある。

火力の安定した道具が欲しいと思うが、

それ以前に改善しなければならない所がたくさんある。

遊びといえど求めればきりがないが、

思い入れが強いほど美味しくなっていくのでしょうね。

 

バターケーキが主流の今日、

イーストケーキは身近な所ではほとんど見ることがない。

先日、スフレチーズケーキを作ったパティシエの番組が流れていた。

大阪万博で店を任された方の話でした。

「よし、やってやる!」とばかりに

当時の日本になかったケーキを

レシピだけを頼りに作り上げた人でした。

仕事を終えてから何度も何度もトライする。

当時は寝る時間は殆ど無かったそうです。

そして今でも伝統の味は引き継がれ

その味を保つ店は残っているそうです。

 

「千招有るを怖れず、一招熟するを怖れよ」

漫画の拳児に出てきた言葉である。

そういうものをひとつ身につけたいですね。

多くを識ることは大切だが、

一つの技を極めることはもっと大事な事である。

力及ばないものをそのまま記事として出しています。

上手ではないケーキ作りですが、

自身はこれでも楽しんでいます。

来年は今より上手になりたい。

そう思っています。

 

今日明日で今年も終わりです。

「日々新」といいますがまもなく新しい年を迎えます。

震災、原発事故と今年は色々と悲しい事がありました。

被災地の早期の復興と幸福を祈ります。

これで今年の最後の記事にしたいと思います。

何もこれらしき記事を書くこともなかったですが、

毎日見に来てくれる人にとても感謝しています。

どうもありがとうございました。

 

感謝!


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