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Sunset hills

byサントス

振り返って

2011-12-25 21:35:40 | Talk to myself 2011

色々と失敗続きのケーキです。

 

フィリングを生地と混ぜ合わせる時は、

余計な水分をしっかりと切ってから加える。

この辺は今まで焼いてきたバターケーキと要領が違う。

本来、バターケーキでもそうするのかもしれないのではと

今頃になって考えてしまう。

 

器具によって200℃で50分としても焼け方に差が出てしまう。

生地の水分量を加減することで調整が利くのではと考察する。

ビスキーな感じを一発で出したい。

フィリングを多く入れると必然的に熱量を多く必要とする。

あまり少ないと早く焦げてしまいそう。

この辺も何度かトライしないといけない。

 

気楽に考えずに作れるようになるまでは

まだまだ遠いような気がする。

 

クグロフの他の記事を見て思ったのは、

クグロフ型のイーストケーキとバターケーキがある。

どちらが早いかはわからないが、

ともにそれぞれのヒストリーがある。

どちらも正しいということ。

 

現在物にしたいと思っているイーストケーキは

どこもバターケーキに比して砂糖の分量が少ない。

生地自体の甘さをあまり感じさせぬぐらいの分量である。

砂糖とバターの甘さには惹かれるものがあるものの、

素朴な焼き菓子というようにも感じる。

マリー・アントワネットの時代に流行したらしい。

田舎菓子が都会風にアレンジされたのか、

はたまたその逆なのかはわからない。

遡れば古代史にまでたどり着きそう。

食後の口直しに食べた小麦と砂糖を練ったものになってしまう。

ビスケットのようなものやパンがルーツになっているみたい。

何気なく食べているお菓子屋ケーキも、遡ればそこにたどり着く。

2000年以上経っても人の甘いものに対する欲は

どうやら変わらないようですね。


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