新日所属のレスラーで柴田勝頼選手のその後が気になる。
ガチンコファイトむき出しのスタイルだが、
猪木イズム継承者のような独特のレスリングスタイルというか
レスリングセンスを持ち合わせている。
183㎝95キロとレスラーの中では小柄の部類に入る。
体型はジュニアだがヘビー級選手とも互角に張り合っていた。
岡田選手との試合後に緊急入院と手術を行い安静状態と聞く。
その後は情報が入ってこない。
復帰については解らないが、
近況を知りたいと思う。
プロレスラーも世代が変わりつつある。
新しいスター選手が出てくるのも嬉しいが、
味のある選手がテレビから消えていくのは悲しいものである。
それこそ体を張った仕事である。
到底真似のできる事でもない。
岡田選手がまだ若くしてチャンピオンでいるのだが、
強さは本物なのだろうか。
IWGP設立の頃言われていたのは
乱立するベルトを統一することだったはずだが、
選手が増えて団体が増え、ベルトも増え、
結果的には当初の目的は達成されていない。
K1などの立ち技系やバーリトゥドゥなどの総合系も
以前ほど盛り上がらなくなった。
スター選手がいなくなったのかな。
異種格闘技が再び流行ることはないのかな。
柴田選手なら異種格闘技でもプロレス技を使うが、
はたしてレインメーカーの岡田選手はどうだろうか。
おててつないでラリアット!!!
なんておそらく出ないよね。
フィニッシュホールドというのは一発で決めないといけない。
スタンハンセンのラリアットのように
伝家の宝刀みたいな存在である。
岡田選手は確かに強いと思うが、
プロレス的あいまいさの中でのことである。
新日の伝統の猪木イズムを継承するなら、
やはり異種格闘技はやってほしいな。