八王子の現場通いがようやく終わる。
今日は午前中はいろいろと仕事の準備、
大家さんがやってきてアパートの修繕の打ち合わせ。
こちらから行こうと思っていたが、
タイミングよく職人さんを連れて下見に来てくれました。
佐川さん電話をかけて不在分の荷物の打ち合わせ、
ちょうど時間になったのであわてて出かける。
吉野家で牛丼をあわてて食べて、
現場にはちょうどの時間に到着する。
13時の約束だがお客様はお出かけである。
15時(3時)と間違えられている恐れもあり
直ぐには引き揚げられない。
結局15時まで車の中で待って
名刺に裏書きして帰宅する。
家に戻って電話をしたら・・・「ついつい・・・」とのこと。
忘れていたようである。
明日の朝行くことになる。
体が休まる様に今日は神仏が休みをくれたのかな。
そう思うようにしている。
友人に差し上げたスピーカー付きアンプ、
中々の評判だそうである。
そこに勤める職員さんのご主人がスピーカーにかなり投資したらしく、
奥さんになんか楽しそうなものがあると誘われて
旦那が休日にやって来たそうである。
どう見てもオーディオといった代物にはみえない風貌である。
木枠で適当に作られた箱に10㎝のスピーカーが左右に2個ずつついていて、
あとは部品が適当に並んでいるところが見える。
「何んだよ、これっ!!」
と見た目の先入観に少々毒交じりの言葉が投げかけられる。
CDプレーヤーといっても立派なものでない。
ディスカウントストアーで買った3000円程度の安物である。
スピーカーは1個1000円だった話もしてある。
適当に置いてあるCDをかけたら嘘とばかりに態度が変わる。
家電製品のカタログスペックにのめり込み、
何十万か何百万かお金をかければかけるほど
解らなくなるのがオーディオだとも聞いている。
聞くところによると、とても納得して帰ったそうである。
お付き合いの広い人なので色んな人が来る。
かつてオトキチだった人もいて、
見た目でやはり「こんなもの・・・」と毒づくそうである。
お金をかけた分だけプライドがあるわけで、
メーカー製品と比べられるとどうみても
スポーツカーとオート三輪ぐらいの差がある。
けれど毒づいていたオトキチさんも数分後には黙ってしまうようで、
使い古しの部品で作ったアンプも人を楽しませているようである。
家で鳴らしてもあんまりいい音しなかったのに、
場所が変わっただけでとんでもない音になっていた。
野放図な風貌にNFの施していない野放図な音、
いい音と言えばいい音なのかもしれないが、
個人的にはいい音というよりも個性的な音ととらえている。
いい音は一つじゃないし、個人の感覚だからなんとも言い難い。
ただ埃の被っていたアンプを4畳半から出してあげて良かったかなと思う。
まさかあれほど吠えてくれるとは思わなかった。
メーカー製のアンプがいいとか悪いとかは言えない。
特性も整えられていて聴いていて楽しいと思う。
ただ家の中で聴いて楽しい音量で鳴らせないのが
都内の実情でもある。
少しボリュームをあげるとどんな表情が出てくるのか、
そんな楽しみを味わえないのが残念である。
それはメーカー問わず同じである。