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byサントス

ビジネスノート

2011-12-27 23:54:58 | Talk to myself 2011

仕事を始めてからかれこれ20年近くなる。

20年前といえばバブル崩壊で

あらゆる業種で大量リストラがあった頃です。

それと同時に起業ブームが沸き起こる。

転職後の1~2年は仕事にも恵まれなかった。

そのうち半年間はカップラーメンとおにぎり1個の生活で

三食など食べたこともなかった。

他人の家で食事をすることもなく貯金も底をついた。

円はなかったが不思議と借金にも縁がなかった。

 

平成5年に現在の職場とつながる2つ前の会社と知り合い現在に至る。

当時の会社の時の記録は今はもうない。

会社から送られる日程表に予定を書き込む。

ビジネスノートとは無縁であった。

会社の一事業部から株式会社となった。

時の勢いがあったのも数年の間のこと、

平成11年を境に仕事がなくなっていく。

 

平成12年からビジネスノートをつけ始める。

しかしこの年のノートは何処かに紛れてしまったようだ。

平成13年以降のノートはお陰様で残っている。

以後11年、仕事に特別恵まれたわけでもないが

今に至るまで仕事を続けることが出来ました。

苦しかったことも悲しかったことも、

嬉しかったことも恥ずかしい思いをしたことも

今でも見開くと思いだしてしまう。

 

小さな世界に生きてはいるが、

へこたれても自分の足で立ってきた。

肉体的な苦しみもあったが

精神的な苦しみのほうがなおさら辛かった。

家に帰ると布団に張り付いて起きれなかったり、

逆に神経が立ってしまい眠れなかったりと・・・。

 

誹謗中傷は当たり前、

言葉の暴力は数知れず受けてきた。

そういう時の負の連鎖は怖く、

仕事にも体にも影響する。

負の連鎖を断ち切るにはそれ以上の努力が必要であった。

また周囲の支えも嬉しかった。

 

12年前に親会社の事実上の倒産となる。

受け皿となったのが現在の会社である。

請負の立場は全く変わらないが、

「この会社は清算事業だから3年で潰す!!」

先行きの見えないところにきてトドメを刺すような部長の言葉であった。

 

そんな自分を見かねての大先輩の言葉を思い出す。

「僕は僕がかわいそうだからと言って仕事をくれる人はいません。

 僕がクリーニング屋をしているから

 洗濯物を洗って欲しいと言われ仕事をいただきます。」

全く自信を失い、先行きの不安に震えていた自分には

とても有り難い言葉でした。

 

ここに書くことができないドラマはたくさんあるが、

毎年この時期はノートを更新する。

また新しくページを埋めていくのでしょうね。


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