ピザを食べた後は少しだけ林道ツーリングを行う。
半舗装の道、
道にはなっているがゴロゴロの石と落ち葉と枯れ枝、
オフロードバイクなんかで行けたら楽しそうである。
熊に注意とのことだったがあいにく遭遇せず。
イノシシでも鹿でも狐でも狸でもいれば歓迎である。
ただ襲われたくはないのだが、その時は仕方がない。
クマに襲われても助けに来てもらえる保証は何もない。
好奇心も程々にと自分に言い聞かせる。
ピザも美味しかっただが、
ここのマイナスイオンが心地いい。
ただちょっと寒い。
15時台だったと思うが、
日差しは山の上ばかり照らす。
入り組んだところは少し暗い。
奥秩父から奥多摩にかけて
狼伝説や狼信仰がある。
残念ながら狼が生きている確率はほぼないに等しい。
ただこういった山の中に小さな集団として
生き残っていてもなんら不思議ではなく、
淡い期待であるとわかりつつも
いて欲しいと願うばかりである。
見つかれば世紀的スクープかもしれない。
のどかな山村がある都会から離れた山奥であるが、
何もないことに満たされてしまう不思議な場所である。